Aristotle was the first to conceive of the idea that air has weight, and that resistance is created when an object moves through air.
(アリストテレスは空気には重さがあるという考えを思い付いた最初の人で、物体が空気中を通って運動するとき抵抗が生じるということもわかっていました。)
ワンポイント解説
今回取り上げる単語はresistanceです。resistanceはresistの名詞形で、resistはre+sistと2つの部分に分けることができます。re-は「反対の」という意味を持つ接頭辞で、sistは「立っている」という意味を持っています。よってresistは「反対の立場に立っている=抵抗する、反対する」という意味になります。
このsistの語源を持つ単語はいくつかあります。例えばexistはどうでしょうか。これもex-+sistからなる語です。ex-は「外に」という意味の接頭辞ですから、existは「外に立っている=存在する」という意味になるわけです。外に出て誰の目にも見えるように立っているイメージから「存在する」という語義をつかんでおくとよいでしょう。
またpersistはper-(通して)+sist(立っている)というところから微動だにせず、ずっと立ち続けているイメージがわいてきます。そこから「固執する、持続する」という意味に繋がってくるわけです。persistは、persist in Aで「Aに固執する」という意味を表すことにも注意しましょう。
いやあ、語源ってホントに面白いですね。
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.104 Unit5 Lecture2 Original①②)
確認問題でチェック!
日本文の意味に合うように[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。(1語不要)
The senior government official [he / in / was not / saying / insisted / wrong / that / persisted].
(その政府高官は、自分は間違っていないと言い続けた。)
- 正解と解説
The senior government official [persisted in saying that he was not wrong].(不要語insisted)
☞ persist in doingで「(かたくなに)…し続ける」という意味を表します。insistはinsist on doingで「…すると言い張る」という意味になりますが、選択肢にonがないため不要語となります。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL®テストの対策にご活用ください。
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