Alas, the Durer family was too poor to send either boy off to Nuremberg to train.
(悲しいかな、デューラー家はあまりにも貧しかったので、二人のうちどちらかはニュルンベルクにやって教育を受けさせることができなかった。)
ワンポイント解説
動詞trainには他動詞の用法と自動詞の用法があります。他動詞の場合は「(人)を教育する/訓練する」「(精神など)を鍛える」、「(動物など)をしつける/訓練する」という意味です。自動詞の場合は、「訓練[教育]を受ける」「トレーニングをする」という意味になります。
【例1】
(a)Hellen entered the school, where she was professionally trained as a chef.
「ヘレンはその学校に入り、そこで調理師の専門教育を受けた」
(b)Mike entered the school, where he would train for two years to be a pilot.
「マイクはその学校に入り、そこで2年間パイロットになるための訓練を受けることになった」
(a)が他動詞の用例で、しばしばbe trained(as / to be / in …)という受け身の形で用いられます。(b)は自動詞の用例で、今回の『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からの例文はこちらの用法です。気をつけたいのは、「トレーニング」というカタカナ語の印象からtrainという動詞がスポーツなどの身体運動や、計算などの単純作業にしか用いられないという先入観があることです。実際には、何らかの技能を身に付けることに関係していれば、「犬のしつけ」から「大学院レベルの専門教育」まで広く用いられます。
【例2】
This program is for master’s degree students, and its goal is to train world-class applied software development engineers.
「このプログラムは修士課程の学生を対象とし、世界に通用するアプリケーションソフト開発技師の育成を目的とする」
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』p.37 Unit2 Lecture1 Paraphrase③)
確認問題でチェック!
日本文の意味に合うように[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。
I am planning to study in the United States to [years / three / train / for / be / to] a CPA.
(私はCPAの資格を取るための教育を3年間受ける目的でアメリカに留学する予定です。)
- 正解と解説 ※クリックすると解答をご確認いただけます
I am planning to study in the United States to [train for three years to be] a CPA.
☞ train to be A「Aになるための教育を受ける」。
☞ CPA「(米国)公認会計士(Certified Public Accountant)」 。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL®テストの対策にご活用ください。
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