One such story describes Albrecht and his brother Albert aspiring to be artists.
(そのような話の1つによると、アルブレヒトと彼の弟であるアルベルトは、芸術家になることを切望していた。)
ワンポイント解説
aspireは「…を熱望する・切望する」という意味の動詞で、aspire to [after] A、aspire to doなどの形で用いられます。<ad-(~に向かって)+spire(息を吹きかける)>を語源としていて、「容易に手に入れることのできない高い目標や志を求める」という意味合いがあります。
【例1】
Professionals never stop aspiring after perfection.
「プロは完璧を求めることを決してやめない」
Hiroko aspires to enter one of the top universities in the United States.
「ヒロコはアメリカのトップ大学の1つに入ることを強く望んでいる」
『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の文例では、アルブレヒトとアルベルトの兄弟が芸術家になるという「高い志」を抱いていることを述べるのに“aspire to be artists”という表現を用いていますね。本Webマガジンを読んでいる皆さんも、きっと自分の目指す国内外の大学に入ることを目指しているのでしょうから、“I do aspire to study at A university!”(どうしてもA大学で勉強がしたいんだ!)と唱えてみましょう。
aspireの名詞形はaspirationです。通例aspirationsという複数形で用いられ「大志」「野望」といった意味になります。また、形容詞形はaspiringで「大志を抱いた、意欲的な」という意味を、またaspiring Aの形で「A志望の者」という意味を持ちます。
【例2】
Keiko said she had aspirations to enter Harvard Law School.
「ケイコは、ハーバード大のロースクールに入ることを切望していると言った」
My son is an aspiring soccer player.
「息子はどうしてもプロサッカー選手になることを志望している」
aspireと同様に “spire”(息をする)を語源に持つ語には、<in-(中へ)+spire>→inspire(鼓舞する、霊感を与える)、や<ex-(外へ)+spire>→expire(期限が切れる、満了する)といった語があります。関連付けて覚えておきましょう。
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.37 Unit2 Lecture1 Paraphrase②)
確認問題でチェック!
日本文の意味に合うように[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。(1語不要)
You should try to [an / voice / aspiring / how / tone / maintain / of] during the interview.
(面接中は意欲的な話し方を保つようにすべきだ。)
- 正解と解説
You should try to [maintain an aspiring tone of voice] during the interview. (不要語:how)
☞ maintain「…を維持する」。
☞ aspiring tone of voice「意欲的な声の調子」。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL®テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
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