
ETSではTOEFL iBT®テスト対策および英語スキル向上に役立つ各種教材を用意しておりますが、実際のテスト問題を体験することができるTOEFL iBT® Free Practice Test(以下、Free Practice Test)についてご紹介します。
2019年8月1日より、テスト時間が短縮されたことはご存知でしょうか。Reading、Listening、Speakingセクションにおいて設問数が少なくなり、試験時間が短くなりました。その短縮された新フォーマットと同じ問題数を無料で体験できるのがFree Practice Testです。
過去問題からTOEFL iBTテストの全4セクションが出題されています。登録不要で、ご自身のパソコンで繰り返し練習できるので是非チャレンジしてみてください。
※本記事は、2023年7月25日まで実施予定のテストのご案内になります。2023年7月26日以降のテストについては特設ページでご確認ください。
各セクションの過去問題を掲載しているTOEFL iBT® Practice Sets。
苦手なセクションを集中的に勉強したい方はセクションごとの問題をダウンロードすることもできます。
Free Practice Testの詳細について以下でご説明します。
※このFree Practice Testは実際にテスト問題を体験することができますが、TOEFL iBTテストのシミュレーションではないため、画面表示が実際と異なる場合があります。また、採点や回答の保存はできません。ご了承ください。
Readingセクション
Free Practice TestのReadingセクションでは、3つのパッセージにおいて様々な形式の問題にチャレンジすることができます。
まずパッセージが表示され、パッセージを読み終わった後、次ページより設問が表示されます。設問は、選択肢から解答を選ぶタイプや、適切な場所へセンテンスを挿入するタイプなどがあり、問題を解きながら体験できます。
【選択肢から解答を選ぶ問題】
【適切な場所にセンテンスを挿入する問題】
なお、正答の確認は自分の解答と照らし合わせができるほか、一覧で確認することもできます。
【正答の選択肢には矢印が表示されます】
【見直したい設問がある場合、その設問をクリックすると問題へ戻ることができます】
Listeningセクション
続いてListeningセクションです。以下の画面でListeningセクションの進め方を確認し、ヘッドフォンを使用しながら問題に取り組みます。
Listeningセクションでは会話形式と講義形式の問題があり、Free Practice Testでは両方を体験することができます。
【会話形式】
【講義形式】
【設問・解答画面】
Speakingセクション
Speakingセクションは「Independent Task」と「Integrated Tasks」の2種類の形式、全4問で構成されています。
「Independent Task」では、画面に表示された質問に答えます。
【Independent Taskの設問画面】
「Integrated Tasks」は統合問題で、複数のスキルを組み合わせて解答します。実際のTOEFL iBTテストでは「読む+聞く+話す」と「聞く+話す」の2タイプが出題されます。
Free Practice Testではどちらのタイプの問題も体験できます。実際にSpeakingを録音することはできませんが、サンプルアンサーを聞いたり、サンプルアンサーのレベルや評価について確認したりすることができます。
【サンプルアンサーは繰り返し何度も聞くことができます。画面下段にはサンプルアンサーのレベルと評価が表示されます】
Writingセクション
いよいよ最後のWritingセクションです。WritingセクションもSpeakingセクションと同様に「Independent Task」と「Integrated Task」で構成されています。
最初に「Integrated Task」(読む+聞く+書く)の問題が出題されます。パッセージを読み、次にそれについての講義を聞きます。その後質問が表示されるので、画面右の欄へ解答を入力(タイピング)していきます。
Free Practice Testでは採点機能はありませんが、実際のテストと同じ画面でのタイピング体験、レベル別のサンプルアンサーの確認をしていただくことができます。
【「Integrated Task」パッセージ表示画面】
【「Integrated Task」設問・解答画面。実際にタイピングを体験していただけます。ぜひお試しください】
【「Independent Task」の出題・解答画面】
以上で全セクション終了です。
Free Practice Testでも解答中は残り時間が表示されたり、実際のテスト同様の画面でタイピング体験ができたり、TOEFL iBTテストの形式、構成、解答方法について知ることができる良い機会になると思います。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
2023年7月26日以降のテストについては下記のページでご確認ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。

Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。

TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。

TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。

英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。

自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。

TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。
