皆さんこんにちは。その後のTOEFL®テスト対策はいかがでしょうか?先日、福岡県にある西南学院大学で、「TOEFL iBT®テストスキルアップセミナー in 福岡」を行ってきました。1年生を中心に、多くの学生さんに参加していただきました。まだTOEFLテストが何かピンときてない人もいれば、具体的なスコア目標や留学プランを持っている人、大学院留学を目指す4年生など、色々な学生さんと話す機会に恵まれました。いずれにしてもTOEFL iBT®テストの特徴をしっかりと理解した上で、自分の現在のスキルレベルを見極め、「今後何をどのように対策していくべきなのか」を理解することの重要性を伝えてきました。このワークショップの様子を今後は少しでもご紹介できればと思っています。前回に引き続きListeningについてです
皆さんこんにちは。ゴールデンウィークも終わり、だいぶ日差しが強くなってきましたね。 さて今回の連載は、Listeningについてです。以前のListening連載第10回 (TOEFL iBT®テストLis[…]
今回も、TOEFL iBTテスト Listeningの中でも非常に特徴的なReplay Questionについて学んでいきましょう。
前回は2つある出題パターンの1つ目、「ロング・バージョン」について学びましたね。今回はもう1つのパターンについて学びましょう
Listening Replay Question攻略法その5:出題パターンをよく知ろう!その2
Replay Question Type 2 – ショート・バージョン
前回(Listening Replay Question攻略法その2:出題パターンをよく知ろう!その1)が「ロング・バージョン」でしたので、単純ではありますが私は「ショート・バージョン」と呼んでいます。流れとしては以下のようになります。
- 設問が冒頭に表示される(「ロング・バージョン」では1回目のReplayが終わってから)
- Replayが1度のみ(「ロング・バージョン」では2回)
これらの違いに気を付けないといけませんね。つまり「会話(講義)の一部Replayが、もう1回流れるだろう」と思い込んでしまっていると、1度しかない「ショート・バージョン」のReplayにおいては情報を聞き逃してしまう恐れがあるわけです。
これを簡単な例を用いて、会話の一部を通して見てみましょう。音声ではなく、トランスクリプトで確認することによって、どこがどのようにReplayされるか確認しましょう。
Narrator:Listen to part of a lecture in a geology class.
Professor:Last time we started to talk about glaciers and how these masses of ice form from crystallized snow. And some of you were amazed at how huge some of these glaciers are. Now, even though it may be difficult to understand how a huge mass of ice can move—or flow, it’s another word for it—it’s really no secret that glaciers flow because of gravity. But how they flow, the way they flow needs some explaining. Now, one type of movement we’ll talk about is called deformation. You already know that ice is brittle—if you hit it with a hammer, it will shatter like glass. But ice is also plastic—it can change shape without breaking. If you leave, for example, a bar of ice supported only at one end, the end —the unsupported end — will deform under its own weight —it’ll kind of flatten out at one end, get distorted, deformed….(以下省略)
What does the professor explain when he says this:
Professor:“But ice is also plastic—it can change shape without breaking. If you leave, for example, a bar of ice supported only at one end, the end —the unsupported end — will deform under its own weight.”
(B)How scientists first discovered that glaciers could move
(C)That factors like temperature can affect the strength of ice
(D)Why deformation is the most common type of glacial movement
- (A) A characteristic of ice that is related to glacial movement – (○).
- (B) How scientists first discovered (×) that glaciers could move
最初の発見について、ではない - (C) That factors like temperature can affect the strength of ice (×)
通常に考えるとよさそうだが、気温と氷の強度の話ではなく、あくまでも形を変える、つまりhow glaciers moveの説明であることを忘れない事
- (D) Why deformation is the most common type (×) of glacial movement
一番よくあるタイプ、とは言ってない
Listening Replay Question攻略法その6:全体における一部の役割を意識しよう!
Listening Replay Question攻略法その7:実践演習
(B)To illustrate the size of a geographic area
(C)To compare different means of travel
(D)To describe how waterways change over time
スクリプト・解説(PDF: 91KB)
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五十峰 聖先生
桜美林大学 芸術文化学群 特任講師
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
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初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
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Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏に限らず、世界の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
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TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。