皆さんこんにちは。だいぶ秋めいてきましたね。アメリカでは様々なイベントが行われる時期でもあります。日本で最近定着しつつあるHalloweenや、各大学でHomecomingと呼ばれる、日本でいうところの学園祭のようなイベントが催されます。それらが終わるとあっという間にThanksgivingを11月後半に迎え、そしていつの間にかChristmas・・・となっていくわけです。「イベントに追われて勉強がはかどらない!」なんて事も結構あるわけです(私もそうでした・・・)。これから留学される方はそういうことがないよう、頑張ってくださいね!
さて今回は、リスニングセクションの対策方法についてお話していきます。具体的な問題演習というよりは、リスニングにおける注意点、構えなどについてです。
ノートテイキングについて―その3―
「Note takingってどうすればいいのかわからない」「どれくらい取ればいいのか」「書いているけどスコアがあがらない」など、様々な疑問をよく聞きます。注意点としては、第4回と第5回で触れましたので、まだ読んでいない方はまずご覧になってください。
皆さんこんにちは。その後の学習はいかがですか?だいぶ暑くなってきましたね。夏になるとTOEFL iBT®テスト試験会場では様々なシチュエーションが展開されることが予想されます。よくあるのが冷房の効きすぎている教室[…]
皆さんこんにちは。いよいよ夏到来ですね。学生の方は夏休み、社会人の方もお盆休みなど勉強時間はいつもの時期より確保できるのではないでしょうか?とはいってもいろいろイベントが入ったり暑かったり、ペースが乱れがちになる[…]
さて今回は、その辺のポイントの復習やその他の注意点に関して、先日広島大学で行われた「TOEFL iBT® テストスキルアップセミナー in 広島」の一部を、動画でご紹介しようと思います(5分程度)。それでは以下をご覧ください。
いかがでしたでしょうか。皆さんがすでに実践している点はありましたか?また私が指摘したように、書き過ぎたり情報の整理が上手くできていなかったり、などの点は当てはまっていませんか?
実際のセミナーではこの後にレクチャーを一題聴いてノートテイキングを行い、その後設問に答えるという事を行いました。もちろん一人一人のノートをチェックすることはできませんでしたが、私が示した注意点に注意しながら、「より効率的かつ役に立つノートテイキング」に少しずつ近づけるよう努力されていたようです。
「このようなノートテイキングをすれば絶対間違いない!」というものはありません。動画でも触れたように、あくまでも正解に繋げられるように情報を拾えばいいわけです。無論、ノートを取らないで正解できるのであればそれに越したことはありません。
リスニングを聴く際の姿勢について
リスニングに関してもう1つお話ししたい点は、「何に注意しながら聴くか」「普段からどのように練習すればいいのか」という点です。これは学生・生徒からもよく聞きますので、多くの人が疑問に思っている点でしょう。細かい点に関しては第4回で触れていますので、下記を参照してください。
皆さんこんにちは。その後の学習はいかがですか?だいぶ暑くなってきましたね。夏になるとTOEFL iBT®テスト試験会場では様々なシチュエーションが展開されることが予想されます。よくあるのが冷房の効きすぎている教室[…]
さて今回は、レクチャーの流れと注意点に関して、皆さんに以下の5つの質問を投げかけたいと思います。普段どのように対処していますか?解説を読む前に、自分なりの答えをまとめてみてください。
2. レクチャーの中盤では、主にどういった内容がどのように展開されますか?
3. 人名や地名、年号などが聞こえました。何を考えているべきですか?
4. レクチャーの中盤から終盤にかけて、また終盤では何に注意して聴きますか?
5. 途中、よく聞こえないところや飛んでしまった所がありました。さて、どうしますか?
解答
1. レクチャーの冒頭では、何に注意して聴きますか?
― 本日のトピック/メインテーマ
― 今日のレクチャーの目的(quiz, paper等)
― 先週・前回までのあらすじ
― その他クラス運営に関する連絡事項
2. レクチャーの中盤では、主にどういった内容がどのように展開されますか?
― 説・アイディア・事象の「名称」
― その「説明」
― さらに日常的な「具体例」
3. 人名や地名、年号などが聞こえました。何を考えているべきですか?
― 最低頭文字を書き取る
― 大まかな時代の枠組みを意識する
― それらが「何のための具体例か」を意識する
― いい例なのか、悪い例なのか、の判別をする
4. レクチャーの中盤から終盤にかけて、また終盤では何に注意して聴きますか?
― メインアイディアの更なる展開(次の時代、ステップ等)
― 2つ目の説・出来事
― それまでに出されたアイディアに対する反論・ダメ出し
― 特にユニークな点
5. 途中、よく聞こえないところや飛んでしまった所がありました。さて、どうしますか?
― 慌てない(重要)
― 前後から、おおよその内容の見当をつける
― 論理マーカーに注意し、最低(+)か(-)を判断する
― 最低限、人名などのdetailを書き留める
― その部分から問題がでないよう祈る(笑)
いかがでしたか?前半で扱ったノートテイキングの動画と合わせて、リスニングに対する姿勢が少しでも改善されればと思います。また別の機会に上記のポイントについて細かく話していこうと思います。
五十峰 聖先生
桜美林大学 芸術文化学群 特任講師
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
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Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏に限らず、世界の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
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