皆さんこんにちは。いよいよ4月になりました。新入生や新入社員の皆さん、おめでとうございます!しばらくは慣れない環境で大変かもしれませんが、この時期だからこそ英語学習の意気込みも新たに、今まで取り組んでこなかったセクションへの取り組みや、苦手なスキルの向上に向けて、ぜひとも目標を立ててみてください。
さて今回は、「その1」「その2」に引き続き、学習方法のまとめと今後に向けてのアドバイスを継続していきます。
総集編③:Reading 復習方法①
Readingにおいては、以下のステップで学習方法を示してきました。
単語
皆さんこんにちは。2016年になって初めてのTOEFL iBT®テスト対策です。今年は1年間、新たな連載シリーズをお送りする予定です。題して「レベル別・TOEFL iBT®テスト4技能対策」です。初級(大学入試程度を想定)・中級(交[…]
問題へのアプローチ
※TOEFL iBT®テストは2019年にテスト内容の一部が変更となりました。現在のテストと異なる内容が含まれておりますが、基本的な考え方や学習方法に違いはないため掲載しています。詳細はこちらをご確認ください。
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高難易度問題の解法
※TOEFL iBT®テストは2019年にテスト内容の一部が変更となりました。現在のテストと異なる内容が含まれておりますが、基本的な考え方や学習方法に違いはないため掲載しています。詳細はこちらをご確認ください。
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※TOEFL iBT®テストは2019年にテスト内容の一部が変更となりました。現在のテストと異なる内容が含まれておりますが、基本的な考え方や学習方法に違いはないため掲載しています。詳細はこちらをご確認ください。
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上記以外に2つの学習方法をアドバイスしておきましょう。
①すでに読み終わったパッセージの復習方法
1度解き終わったパッセージがたくさんありませんか?それらを利用しない手はありません。とはいえ問題をもう一度全部解き直す必要はありません。ここでは、すでに読んでいるパッセージを「より深く理解する」ことを目標とします。
以下のステップを参考にしてください。
Reading復習方法
- 1日1パラグラフずつくらいで構わないので、理解度を100%にする。
- 辞書を使わず、まずはその段落を通しで読み返す。リスニングの練習も兼ねてできれば音読する(慣れている人はスラッシュを入れながら)。
- 1センテンスごとに分析を開始する。
- その際、意味があやふやな単語に下線を引く。自分の単語帳にまとめる。
- その単語を類義語辞典、または英英辞書を引いてみる。それでもわかりづらいものは英和辞書を引く。
- 各センテンスの主節(メイン)のS(主語)とV(動詞)を探し、その後のO(目的語)やC(補語)なども確認し、要は「誰が・何を・何に対して・どうしたのか/どうなったのか」がわかるかを確認する。完璧に訳す必要はないが、最低限この「動作の流れ」を把握できているべし。
- 特に動詞は辞書も使い、前置詞など接続・構文までも覚える(mix A with B、とか)。
- 関係節や同格などの修飾句・節(説明・言い換え・場所・時間)が、何にかかっているかを判明する。
- 構造的に解かりにくいものは△やXをつけ、質問できるように準備しておく。
- 次のセンテンスに移行するとき、論理マーカーが出てきていないかを確認する。その場合、何に対する論理マーカーか(例:In addition がでてきたら、何に何を付け足しているのか)を考える。
- 指示代名詞(It, they, the, ones など)がある場合は、それが何を指すのかを考える。場合によっては前、またその前のセンテンスに戻る必要もある。
- その段落内のセンテンス全部が終わったら、もう一度通しで読んでみる。
- 次の段落に移動し、同じ作業を繰り返す。
- 全段落終えたら、パッセージ全体を通しで読んでみる。その際、時間を計り、読むごとに速くなるよう意識して読む。
- 忘れた頃に自作の単語帳で単語テストを行い、単語力をチェックする。
多少時間がかかるかもしれませんが、読んだ題材をより深く、理解度を相当深めることで読解力は着実に身に付きます。とはいえ、この作業だけ続けると非常に疲れますので、1日に行う量や時間を決めて臨むようにしましょう。
さて次回はReadingのアドバイスの続きです。お楽しみに!
五十峰 聖先生
桜美林大学 芸術文化学群 特任講師
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。