ETS公認トレーナーからのアドバイス
TOEFL®テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFL®テストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
東洋大学 金子雅也先生 テストで高得点を取ることがゴールであれば、選択肢の先読みなどの受験テクニックを駆使することも一つの戦略だと思います。一方で、留学先での学校生活を考えたら先読みは非現実的であるため、個人的にはおすすめしません。例えば、教授が質問する内容を講義前に教えてくれるでしょうか?同様に、図書館や学生課に行き、相手が話してくることを全て先に知ることは非現実的だと思います。もし、選択肢をどうしても読みたい場合は、受験テクニックとしてではなく、自分の持っている知識を活性化させるために行ったほうが留学生活で役立つと思います。例えば、選択肢にlava, heat, internalなどがあれば火山の話だと推測でき、自分の持っている火山に関する知識が理解を助けてくれる場合もありますので、そのように考えて先読みをすると良いかと思います。
鬼頭和也先生
城西大学 語学教育センター 助教
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
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学習サポート・関連情報
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TOEFL ITP®テスト受験者の方へ
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ETSはCommon European Framework of Reference for Languages(CEFR)とTOEFL ITP®テストのマッピング調査を行い、CEFRの4つのレベルとTOEFL ITP®テストのスコアを以下のように表示しています。
TOEFL ITP® Test Level 1 Score Descriptors
Level 1のセクションごとのScore Descriptorsもチェックしてください。
TOEFL ITP® Test Level 2 Score Descriptors
Level 2のセクションごとのScore Descriptorsもチェックしてください。