受験目的
大学生になった4月に初めて受けた TOEFL ITP®テストの結果が悪かったので、2回目はしっかり勉強して良いスコアを取りたいと思ったこと、また留学への興味や、大学で留学生と一緒に受ける授業に参加したいという思いから受験しました。
受験時の英語力
1回目の受験は入学直後に軽い気持ちで受けたこともあり、特にListeningではスピードについていけず、あまり聞き取ることができないまま終わってしまいました。Readingでも時間配分が分からず、問題の多さに動揺してしまいました。
2回目は1回目と比べて落ち着いて受験できたこともあり、Listeningでは聞き取れる部分が少し増え、Readingでは焦らずに読むことができました。
私はListeningが苦手で、1回で話している内容を聞き取ることができなかったので、選択肢をとっさに選ぶことが難しかったです。Readingでは知らない単語があるとそこで止まってしまい、内容を理解できずに全ての問題に目を通すことができませんでした。
これらのことから、私はまず単語力を増やすことが自分にとっての課題だと考えました。また、英単語を見るとその単語の意味は分かりますが、Listeningとして聞くと分からない単語がたくさんあったので、Readingだけではなく、Listeningのためにも単語を勉強しなければいけないと思いました。
受験対策
大学が行っているTOEFL ITPテストの夏期集中講座を受講しました。そこでListeningや文法項目の傾向や問題を解くにあたってのヒントをたくさん教えてもらい、講座で使っていた問題集でひたすら練習をしました。知らなかった単語は辞書で調べ、紙にまとめて少しずつ覚えていました。Listeningは、同じ問題を何度も聞いて実際に発音してみるなど少しでも多くの内容を聞き取れるように努力しました。
また9月から大学に来た留学生から、少しの間でしたが、主に文法の出題傾向や選択肢の見極め方など分かりやすく教えてもらいました。私にとってこの交流も貴重な経験となり、テストを受ける際に自信になりました。
受験後の感想
夏期集中講座で何度も同じような問題を解くことで自分の弱点を見つけることができ、たくさん練習できたことが今回の点数向上に繋がった一つの理由だと感じています。特に文法問題では問題を解くにつれて正答率が上がっていったので嬉しかったです。
また、TOEFL ITPテストを受けて現在の自分の英語力がどれぐらいかを知ることができました。テストを受けることで英語に対するモチベーションが上がり、もっと勉強して自分の英語力を伸ばしたいと思うようになりました。甲南大学では学校でTOEFL ITPテストを受けることができるので、これからも定期的に受けて全セクションのスコアを万遍なく伸ばしていけるように努力したいです。
これから受験される方へのメッセージ
私はTOEFL ITPテストを受けたことで英語学習のモチベーションを向上することができました。TOEFL ITPテストはスコアが出るので現在の自分の実力を知ることができますし、テスト時間も約2時間と比較的短く、受けやすいと思います。何度も受けテストの傾向を知り、形式に慣れることが良いと思います。勉強したら必ずスコアは上がると思います。頑張ってください。
(*)①TOEFL ITP®テストは、マークシートを使った多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ(学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック)で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension)
・Level 2(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary)
②TOEFL ITP®テストスコアは、各セクションの素点(=正当数)を換算表(非公開)で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITP®テストWebサイト「 テストの構成」をご確認ください。
みなさんから届いた「TOEFL ITP®テスト受験者の声」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場、オンライン受験の設定を行うことができます。
英語圏に限らず、世界の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
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