第13回《ペーパー版》TOEFL ITP®テスト受験者の声 甲南大学 M.Kさん

甲南大学
M.Kさん

【TOEFL ITP®テストスコア】(
ペーパー版)<Level 1> スコア23上昇
2018年4月Total Score:427(Listening:46、Structure/Written Expression:36、Reading:43)
2018年8月Total Score:450(Listening:49、Structure/Written Expression:43、Reading:43)

 

 目次
 受験目的
 受験時の英語力
 受験時の課題
 受験対策
 受験後の感想
 これから受験される方へのメッセージ

 

受験目的

入学当初に受けた TOEFL ITP®テストは、私の中では納得のいかないスコアでした。私は幼い頃から留学することが夢でしたが、甲南大学の奨励制度での留学基準はほとんどの協定校がTOEFL ITPテスト420でした。私のスコアは基準には達しているものの、かなりギリギリで周りの友達と比べると下位の方でした。大学受験の後、緩みきっていた気持ちを入れ替え友達やクラスメイトとの差を埋めるためと、留学に行く時にこの英語力が通用しないと思い、再度受験することを決心しました。

 

受験時の英語力

すべてにおいて不十分だったと思いますが、特にStructure and Written Expressionにおいてはスコアが40にも達しておらず、他のセッションに比べても低い状態でした。時間配分が上手くできず最後まで解けなかったり、勘で答えを塗りつぶしてしまったりする問題が多かったです。また、単語力が乏しく、どのセクションにおいても内容が理解できず、点数を伸ばすことができませんでした。

 

受験時の課題

一番重要だと思ったことは、とりあえずテスト形式に慣れることです。どのような問題がどれだけ出るのか、各問題にかけられる時間はどれぐらいなのか。これらを把握し、慣れることでスコア獲得に繋がると思いました。また、先程も挙げた単語力などの基礎的な知識の欠如を改善することも課題となりました。

 

受験対策

単語などの基礎知識の部分は、高校時代に使っていた単語帳で復習とスキルアップを目指して自習をすると同時に、大学で夏休みに1週間程度開講されているTOEFL ITPテスト対策講座を受講しました。やはり、テスト形式に慣れることと同時に、問題を解く時に必要なコツを少しでも掴みたかったからです。TOEFL ITPテスト対策講座では、テキストに沿って、各セクションを解くポイントをわかりやすく丁寧に教えていただきました。その中でも苦手としていたStructure and Written Expressionでは、時制に気をつける等の初歩的なポイントでつまずいてことを再確認することで、苦手克服になりました。また、時間配分やテスト形式等を知るために何度か受講生全体で問題を解くことができる時間があったことは、一人では集中力が切れてしまいなかなかできなかったので本番の練習にもなり、良い機会だったと思います。

 

受験後の感想

練習問題を解いていた時よりもやはり難しく感じましたが、1番重要だと思っていたテスト形式に慣れる課題を克服し、時間配分も意識しながら受験できたと思います。また、苦手意識を持っていたStructure and Written Expressionでは、自分がつまずいていたポイントを意識しながら解きました。TOEFL ITPテスト対策講座を受講してはいましたが、本番は難しく感じたので、終わった直後から結果が出るまで不安でいっぱいでした。しかし、スコアが10点以上伸びているのを確認でき、嬉しかったです。

 

これから受験される方へのメッセージ

TOEFL ITPテストで獲得したスコアを活かして、私は去年アメリカ留学を体験し、多くの素晴らしい経験を得ることができました。ネイティブをはじめ、いろんな国の方々とコミュニケーションをとる中でも一番強く感じたのは、英語は「ツール」だということです。その便利な「ツール」を使って、今回の留学では新しい発見や学びをすることができました。今現在、世界の共通語は英語。日本でも英語が使えるのは当たり前だという意識が広がってきています。今からでも自分の弱点と向き合い、便利な「ツール」を自分のものにしてみてください。将来の自分の視野、知識量が全く変わってくると思います。私もまだまだ「ツール」を磨いている最中です。言語は2、3日で完成されるものではありませんし、途中くじけることも、嫌になってしまうこともあるとは思いますが、一緒に頑張りましょう。

 

)①TOEFL ITP®テストは、マークシートを使った多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ(学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック)で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension)
・Level 2(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary)
②TOEFL ITP®テストスコアは、各セクションの素点(=正当数)を換算表(非公開)で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITP®テストWebサイト「 テストの構成」をご確認ください。

 

 

みなさんから届いた「TOEFL ITP®テスト受験者の声」は下記をご覧ください。

 

 


上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。



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