M.Mさん
【TOEFL iBT®テストスコア】2021年12月9日(会場受験)78 (Reading: 21、Listening: 21、Speaking: 18、Writing: 18)
【TOEFL®テスト以外の英語試験のスコア】
英検準1級 2021年7月
受験の目的・目標
英語の試験で最も難易度が高いうちの一つがTOEFL iBT®テストだと聞いたので、自身の語学力アップのために受験を行いました。また現在大学三年生で就活に少しでも活かせるようなスコアが欲しいと思ったのも、受験を決意したもう一つの理由でした。 目標は大学在学中にスコア100点以上を取得することです。本受験では80点取ることを目標にしていました。
受験前の課題・弱み
一番の課題は語彙力とフレーズの知識不足だったと思います。例えばListeningで、なんとなく理解できていたとしても、スクリプトを見てみると知らない表現を見かけることが多くありました。 後はSpeakingとWritingですが、ナチュラルな英語表現を使いこなせていなかったことです。ListeningやReadingで理解できても使えるまでの知識になっているものは多くなかったですし、Writingの際は、硬い単語や表現を使う癖が抜けず、わかりやすいネイティブライクな言い回しを使えることはあまりなかったと思います。
受験対策・努力したこと
大学で友人と一緒にTOEFL iBT®テスト対策の授業を取っていたので、問題を解いてなぜ自分が間違った解答を選択したのか、何を学習すればいいのかなど、クラスメイトと教授含めて授業で毎回ディスカッションを行っていました。この作業によって自分に何が足りないのかをあぶり出し、苦手だった語彙力の改善に寄与したと思います。 またReading・Listening・Speaking・Writingを別のものと捉えず、ReadingやListeningで使われていた表現を参考にしてSpeakingやWritingで使ってみるなど、それぞれの単純な対策にならないように工夫を重ねました。苦手だった語彙力は教授から勧められた「同義語で覚えるTOEFL英単語4000」という単語帳を使って 語彙力強化に努めました。英検やTOEIC®テストなどにも出題される単語と重複があったので、単にTOEFL®テスト対策のみではなく、より深い意味での英語力の強化につながったのではないかと思います。また、同義語を一緒に覚えると効率が良いことを学んだので、普段から使っている簡単な単語の同義語を調べ、単語力強化を行いました。(start = commence, bigin, kick off etc…) Readingに関しては、Science DailyというWebsiteの記事を読むのにハマっていたのでほぼ毎日読んでいました。多岐なジャンルにわたった最新の研究成果をまとめてくれているので、読解力と語彙力を楽しみながら強化できました。非常におすすめです。 Speakingに関しては、大学の帰り道に友人と一緒に、お題を決めて英語でディスカッションしました。また、自身の音声を録音して客観的に復習する作業なども行いました。Writingは、どちらかの立場を選ばないといけない問題に関して、両方の意見で文章を書き、表現力 の強化に努めました。
受験体験(準備~当日の出来事)
初受験で全く感覚がつかめていなかったため、ウィダーインゼリーと耳栓を購入して試験会場 に向かいました。会場では自分と同じように緊張した面持ちの人たちが多くいたので、少し緊張が和らぎました。試験を行うまではスムーズに手続きを済ますことができたと思います。途中の休憩ではウィダーインゼリーでエナジーチャージして再度試験に臨みました。
受験後の感想・振り返り
個人的に、出せる力は出し切ったという思いでしたので、これから返ってくる結果が、現在の自分の最大の英語力、と判断することにしました。スコア100は超えていなかったことが、残念でした。
全体のこと
順番的にはちょうど真ん中くらいの番号で試験室に入ったのですが、自分がListeningしている間に周りがSpeakingしていることがあったので、少し驚きました。慣れるには回数を重ねる必要があるかもしれません。
Reading
分からない単語が一つも無かったことが、今まで勉強してきたことの成果を感じられて良かったです。しかし正解を断定できない問題に時間を取られて、時間をロスしてしまったので、とりあえず飛ばし て次の問題に取り組むべきだったと反省しています。
Listening
最初の方は、他の人のSpeakingに気を取られてあまり集中して解くことはできなかったのですが、 慣れてくるとかなり集中して解くことができました。内容自体はある程度理解できても、細かい内容を聞いてくる問題が難しいという印象でした。
Speaking
周りの人が自信を持って喋っていたのを見て、自分も奮起してSpeaking問題に取り組むことができ ました。やはり自分の語彙力や表現の幅が狭く、思ったことを全部英語で伝えられなかった印象です。 大学の教授から、最後まで言い切らなくても評価してもらえることを事前に聞いていたので、最後まで 言い切れなかった問題がいくつかありましたが、落ち着いて次の問題に進むことができました。
Writing
スペルミスが非常に多かったと思います。意味がわからなくなってしまうくらいのミスはしていないとは思いますが、時間が無かったため最後に見直しする時間もありませんでした。次回はより余裕を持 って取り組めるように対策を立てます。
これから受験される方へのメッセージ
僕みたいに初受験で緊張する方も非常に多いと思います。みんな最初は緊張するので大丈夫ですよ!
勉強方法ですが、TOEFL®テストの試験対策というよりは、純粋な英語力を鍛える気持ちで普段の学習に臨むのが良いと思います。英語で記事読んだり字幕なしで映画見てみたり。 自分の興味があるものと英語をマッチさせるのがミソです!!
みなさんから届いた「TOEFL iBT®テスト体験談」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。