S.Aさん
【TOEFL Essentialsテスト】
10.5(Listening:9、Reading:12、Writing:11、Speaking:9)
【TOEFL®テスト以外の英語試験のスコア】
TOEIC® L&Rテスト 975 2021年12月
英検1級 2014年7月
受験の目的・目標
近いうちに、社会人として米国大学院へのオンライン留学をしたいと考えている。
受験前の課題・弱み
TOEFL®テストの問題形式についての知識があまり無かったため、特にSpeaking、Writingの形式に慣れる必要があった。
受験対策・努力したこと
“edX”というWebサイトで、TOEFL® Essentials™テストの無料対策コースを提供していたので受講した。全体の問題形式について確認した上で、特にWritingの模範解答とその解説について学んだ。
また、TOEFL®公式の模擬テストを1つ解いて、全体の流れと問題形式を掴んだ。
受験体験
受験前日
公式のPCセッティングチェックを行った。その際に、「ESTテストブラウザー」「ProctorU Extension」のダウンロードをしなければならないことを見落としていたことが分かった。「PCのマイクとカメラをチェックすれば良いのだろう」というくらいに思っていたが、もっと準備が必要だと分かった。
当日
自分の部屋全体を見せるため、まずは部屋を片付けた。また、「自分の背後に部屋のドアが見えるレイアウトが望ましい」とProctor(試験監督者)から言われることがあると事前に調べて分かっていたので、自室の机のレイアウトを変更した。
受験後の感想
全体のこと
・想定していた所要時間は1時間~1時間半程度だったが、トラブルが起こり、2時間以上かかったので驚いた。これから受験される方は、不慮のトラブルも事前に想定して、当日の予定は余裕をみておいた方が良いのではないかと思う。
・事前に公式のPCセッティングチェックでOKが出ていたにも関わらず、当日カメラトラブルがあった。具体的には、私のMacのインカメラではなく、なぜかSnap Shot という別のカメラアプリが常に起動してしまい、しかもそのカメラでは何も映らなかった。そのカメラアプリは過去にアンインストールが済んでいたものだったが、PC内に何らかの設定が残っていたらしい。
試験の際には、Proctorが対応してくれたのでカメラが映るようになり受験できたが、その後のインタビュー動画でエラーが再発してしまった。その時にはProctorはおらず、インタビュー動画で私の顔が映らなかったのが残念。
Reading
語彙問題、文法並び替え問題、長文問題の3つとも、シンプルなインターフェースで解きやすい印象だった。文法並び替え問題ではドラッグアンドドロップを多用するため、普段マウスを使わない人でもマウスは必須だと思う。
Listening
問題形式は、TOEIC®テストにかなり近い印象だった。TOEFL iBT®テスト程の複雑さ・長さの問題はあまり出てこなかった印象だった。
Speaking
自分自身の人生経験・価値観を話すようなトピックで、全体的に話しやすさを感じた。
難解な語彙を要求されるトピックは少なかったように感じた。
Writing
公式サンプル問題の模範解答をみると、ビジネスメールを書く問題では、必要な情報だけでは少し分量が短い印象になるので、より長い文章になるように、自分が書くメール内容を「脚色・創作」する必要があるように感じた。今回実際に受けてみて、同様の問題が出てきたことで、それを改めて感じた。その点が、TOEFL iBT®テストのエッセイとは異なるタイプの問題なのではないかと感じた。
これから受験される方へのメッセージ
オンラインかつ自分のPC・環境で受けられるため、非常に快適なテスト形式だと感じましたので、ぜひお勧めしたいです。ただし、初回は戸惑う状況になる可能性もあると思います。私自身、事前のPC環境チェックはクリアしていたにも関わらず、カメラが映らないというトラブルが起こりました。また、とのやりとりも全て英語なので、当日トラブルが起こった場合、日常的に英語を使っていない方は、対処する際に少し難しさを感じるかも知れません。
もしかしたら私のように「インタビュー動画が撮れなかった」といったような、進学先への入学申込の可否に関わる事態が不可抗力で起こるかも知れませんので、私からの一番のアドバイスは、「あらかじめ、万一の事態に備えて、TOEFL® Essentials™テストを2回受けられるような受験スケジュールを組んでおく」ことです。皆さんの試験の計画の参考になりましたら幸いです。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
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