ETS公認トレーナーからのアドバイス
TOEFL®テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFLテストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。
神戸女学院大学 田岡千明先生 2つ方法があります。まず、伸び悩んでいるときは基本に立ち返り、解いた問題の「復習」をして、文の理解度を100%に近づけましょう。詳しくは『第51回 レベル別・TOEFL iBT®テスト4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その3―』を参照してください。
もう一つは、TOEFL iBTテストよりさらに高度な英文(TIMEやScientific Americanの記事やGREの英語長文など)に挑戦することです。難しいものを汗水流して読むと力が付き、TOEFL iBTテストの問題を再び読んだとき、以前より簡単に感じるはず!
Readingセクションの700ワードのパッセージを丹念に読んで答えると20分以内に終わらないので、まず、スキミングをしましょう(タイトルを読んで、各パラグラフの最初の文だけを読む)。スキミングの目的はgeneral ideaを掴むことです。次に問題に入って、スキャニングをします(問題を読んで答えを探す)。最後の問題以外は、各パラグラフに答えがありますので、必要な情報を読み取るスキル(スキャニング)が必要です。この方法でやると時間内に終わることができます。その他、速読の本(Timed Readings Plus)を買って、毎日いつも読んでいるより少し速いペースで読むこともおすすめです(目標は1分間200ワードで正解率は70%以上です)。また、rd.com、VOA NewsやNational Geographicにある記事を読むと役立つでしょう。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
田岡千明先生
神戸女学院大学 共通英語教育研究センター専任講師
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏の大学・機関だけでなく、世界の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。