第50回 海外留学するメリットはありますか―その1―

 

インターネットが普及した今、わざわざ海外に行かなくても英語は身に付くと思いますが、それでも海外留学するメリットはありますか。

 

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ETS公認トレーナーからのアドバイス

TOEFL®テスト開発・運営団体である米国非営利教育団体ETSの公認トレーナーとして活躍されている先生方に、読者の皆様からよくいただくTOEFL®テストや英語学習に関する疑問質問にお答えいただきました。

実際に現地で体験して学ぶほうが身に付く

甲南大学 津田信男先生 私は4年生と大学院修士は現地の大学で留学し、博士課程で半分オンラインの授業を取って、後の半分は現地での授業でした。留学のメリットは次のようなことが考えられます。

1. 現地の学生や留学生との交流(これはインターネットだけでは学べません。実際に現地に行って経験しないと分かりません)。
2. 授業形態(日本の大学と全く違います。これは実際に経験しないと理解できないでしょう)。
3. 習慣(日常生活で経験すること)。これもインターネットの仮想体験とは違って自分が実際に体験して学ぶほうがもっと身に付くでしょう。

以上のことから留学するメリットは十分あります。

実践を通じて技術は磨かれる

明治大学 横川綾子先生 英語を知識として身に付けるなら、英語圏へ行かなくてもある程度のレベルまで到達できますし、私も学生の頃はそう思っていました。ですが、今は考えを改めています。英語を使って暮らしている人々の中に入っていくことで、背景にある文化や人々の思考パターンを身をもって知ることのプラス面は無限大です。シュート練習だけではなく、試合という実践の場でシュートを打ち続けることで、サッカー選手の得点力が磨かれていくのに似ています。

 


 

津田信男先生
甲南大学 名誉教授

ETS Authorized Propell® Facilitator

#津田信男先生

横川綾子先生
明治大学 国際連携機構 特任教授

ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator

#横川綾子先生

 

 


上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。


 

学習サポート・関連情報

★テスト受験までの8週間サポート★


初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!

 

★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★


目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。

 

 

Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。

toefl_speaking_rubrics

TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。

TOEFL iBT Writing Section Scoring Guide TOEFL iBTテスト スコアガイド (Writing)

TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。

TOEFL iBT®テスト/自宅受験TOEFL iBT®テスト「TOEFL iBT® Home Edition」
英語圏の大学・機関だけでなく、世界の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。

自宅受験TOEFL® Essentialsテスト 
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。

TOEFL ITP®テスト
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。

TOEFL®テスト公式オンラインショップ 
TOEFLテスト日本事務局が運営するオンラインショップです。日本で唯一TOEFL iBTテスト公式オンライン模試を販売しています。

 

TOEFL iBT®テストオンライン模試 TOEFL iBT® Complete Practice Test
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