How could they have missed such an important piece of evidence right in front of them?
(彼らは自分たちのすぐ目の前にあるそのような重要な証拠を、どうして見落していたのでしょうか?)
ワンポイント解説
missは「的を当てそこなう」という原義から、「逃すべきでないものを逃す」という意味合いを持つ動詞で、日常の様々な場面において大活躍します。『TOEFL® TEST スピーキング英単語』での使用例は、「そんなに重要な証拠なのだから見逃すはずがないのに、どうして見逃したのか」という意味合いで用いられていますね。その他の重要な用例を見てみましょう。
〈例〉Listen carefully. You seem to be still missing the point.
(よく聞いてください。まだ大切なことが分かっていないようですね。)
・miss the pointで「(理解しているべき)肝心な点を逃している(=理解していない)」ということです。
〈例〉This is too good an opportunity for you to miss!
(こんなにいい機会、逃す手はないですよ!)
・「(逃すべきでない)機会を逸する」という意味ですね。「もったいない!」というニュアンスをつかみましょう。
〈例〉Why didn’t you come last night? We all missed you.
(昨夜はどうして来なかったのですか? みんな残念がっていましたよ。)
・「いるべき人がいないことを寂しく感じる」という意味合いで、「会いたい」「寂しい」「懐かしい」といった感情を伴う用法です。
「あるべきものの欠如」という中心イメージの理解から、動詞missのさまざまな場面での用法を身に付けましょう。
(『TOEFL® TEST スピーキング英単語』 p.16 Unit1 Conversation)
確認問題でチェック!
次の対話文の[ ]内の語句を並べ替えて英文を完成させましょう。
- 正解と解説 ※クリックすると解答をご確認いただけます
We’ll surely[miss having good time over coffee]there every Sunday.
(きっと、毎週日曜日にあそこでコーヒーを飲みながら楽しい時間を過ごしたことを懐かしく思うだろうね。)
☞ miss doing「~したことを懐かしく思う」「~できないことを残念に思う」。
☞ have good time「楽しい時間を過ごす」。
☞ over coffee「コーヒーを飲みながら」。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』からアカデミックな場面でよく使われる英単語を紹介しています。TOEFL®テストの対策にご活用ください。
※本コーナーは『TOEFL® TEST スピーキング英単語』の編集チームが監修しています。
TOEFL® TEST スピーキング英単語
五十峰 聖・宇佐美 修 (著)
TOEFL®テスト開発・運営元である米国Educational Testing Service(ETS)公認トレーナーの講師陣が監修した英語学習の新定番!
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏の大学・機関だけでなく、世界の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。