日本で英語教育を受けた多くの学習者が伸び悩むのがリスニングです。TOEFL iBT®テストにおいてはスピーキングとライティングにおいてもリスニング力が必要となります。そのため以下の点に注意しましょう。
総集編②:リスニング力
1.反復・分散を心がける
一度にまとめて何時間もリスニングをやっても効果は上がりません。10分など短い時間で構わないので、代わりにそれを分散して繰り返しましょう。例えば朝10分行ったリスニングを、昼休みに10分復習してさらに新しいリスニングを10分増やしたとします。夕食後にその日行った30分のリスニングを全部復習する、などのパターンをおすすめします。
2. 活字が必要
ひたすら英語を聞き流すだけではリスニング力はつきません。聞いた内容を復習する、またどの部分が聞こえなかったのかなどの弱点チェックのためにもトランスクリプトは必要です。動画の場合は字幕機能も使えるものが増えてきたので、必ず目で確認できる教材を選びましょう。
3. 目・耳・口も活用する
トランスクリプトを読む(目を使う)以外にも、口と耳も同時に使いましょう。音声を聴きながら合わせて音読するシンクロ・リーディングなどはとても良い練習方法です。速いスピードに慣れていくためにも必要な練習です。
4. 楽しむ
楽しくなければ英語学習は続けられません。リスニングは特に洋楽や映画など、気分転換にもなる題材が多いので、時々楽しみながら英語に触れるように心がけましょう。以前ご紹介したLyrics trainingなどもおすすめです。
※TOEFL iBT®テストは2019年にテスト内容の一部が変更となりました。現在のテストと異なる内容が含まれておりますが、基本的な考え方や学習方法に違いはないため掲載しています。詳細はこちらをご確認ください。
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いかがでしたか?次回は総集編の続きと、今後のアドバイス、特に学習に対するモチベーションアップなどをテーマにお届けしますのでお楽しみに!
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五十峰 聖先生
桜美林大学 芸術文化学群 特任講師
ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
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Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
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TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
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TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
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英語圏に限らず、世界の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
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自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
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TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。
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