第50回 レベル別・TOEFL iBT®テスト 4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その2―

第50回 レベル別・TOEFL iBT®テスト 4技能対策⑭「総集編とアドバイス」―その2―

日本で英語教育を受けた多くの学習者が伸び悩むのがリスニングです。TOEFL iBT®テストにおいてはスピーキングとライティングにおいてもリスニング力が必要となります。そのため以下の点に注意しましょう。

 

総集編②:リスニング力

1.反復・分散を心がける

一度にまとめて何時間もリスニングをやっても効果は上がりません。10分など短い時間で構わないので、代わりにそれを分散して繰り返しましょう。例えば朝10分行ったリスニングを、昼休みに10分復習してさらに新しいリスニングを10分増やしたとします。夕食後にその日行った30分のリスニングを全部復習する、などのパターンをおすすめします。

 

2. 活字が必要

ひたすら英語を聞き流すだけではリスニング力はつきません。聞いた内容を復習する、またどの部分が聞こえなかったのかなどの弱点チェックのためにもトランスクリプトは必要です。動画の場合は字幕機能も使えるものが増えてきたので、必ず目で確認できる教材を選びましょう。

 

3. 目・耳・口も活用する

トランスクリプトを読む(目を使う)以外にも、口と耳も同時に使いましょう。音声を聴きながら合わせて音読するシンクロ・リーディングなどはとても良い練習方法です。速いスピードに慣れていくためにも必要な練習です。

 

4. 楽しむ

楽しくなければ英語学習は続けられません。リスニングは特に洋楽や映画など、気分転換にもなる題材が多いので、時々楽しみながら英語に触れるように心がけましょう。以前ご紹介したLyrics trainingなどもおすすめです。

 

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※TOEFL iBT®テストは2019年にテスト内容の一部が変更となりました。現在のテストと異なる内容が含まれておりますが、基本的な考え方や学習方法に違いはないため掲載しています。詳細はこちらをご確認ください。   […]

 

いかがでしたか?次回は総集編の続きと、今後のアドバイス、特に学習に対するモチベーションアップなどをテーマにお届けしますのでお楽しみに!

 

 

 

 


 

五十峰 聖先生 
桜美林大学 芸術文化学群 特任講師

ETS Authorized Propell® Facilitator
ETS TOEFL ITP® Teacher Development Workshop Facilitator

#五十峰聖先生

 

 


上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。


 

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TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。

TOEFL iBT Writing Section Scoring Guide TOEFL iBTテスト スコアガイド (Writing)

TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。

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