内村 真実さん
【TOEFL iBT®テストスコア】(会場受験)
2022年9月 MyBest™スコア:71
(Reading:17、Listening:18、Speaking:19、Writing:17)2022年9月 Total Score:68
(Reading:17、Listening:15、Speaking:19、Writing:17)
受験目的・目標
留学のためTOEFL iBT®︎テストを受験しました。入学当時は、私がこんな難しそうなテストを受けるとは思っていませんでした。
受験前の課題・弱み
とにかく取りかかるのが遅かったです。授業でのTOEFL対策はありましたが、テストで結果を残せるほどの実力ではありませんでした。対策を始めたのが8月からで、最後に受験したのが9月中旬でした。リーディングはその文章量に圧倒され、リスニングは早すぎるスピードについていけず、スピーキングは思うように言葉が出てこず、ライティングは時間内に書きたい内容を書ききれない、という状況でした。
受験対策・努力したこと
私の場合はとにかく日数がなかったので、まずテストの形式になれることから始めました。一日一問は解くようにしていました。モチベーションが下がりかけたときはYouTube でTOEFLの対策の解説をしてくださっている方の動画を見て回復させていました。
Web上ではスピーキングやライティングの対策のために設問をたくさん載せてくださっている方がいるのでそれを見て問題を解く練習をしたり、「TOEFL 対策」とそのまま入力して暇なときに見あさったりしていました。それからリスニングの練習でYouTubeのTed Ed というチャンネルをたくさん見ました。これは5分程度の自然環境や身体についてなどを英語で解説していて、リスニングセクションの内容に似ている動画もたくさんあるので、耳を鍛える練習をしていました。
受験体験(準備〜当日の出来事)
まず何からすればいいかわからなかったので問題形式をたくさん調べました。それから問題に慣れるように問題を解く練習を始めました。リーディングはとにかく問題量が多く、時間との闘いになります。問題を見てから内容を探すという方法で時短を試みました。全文を読んでいる時間はないのでそれが練習ポイントになります。リスニングは会話を聞く問題、実際の講義の一部を聞く問題などがあります。どれをとっても話すスピードが早いです。私はシャドーイングという練習方法に取り組みました。意味は分からなくても英語が聞き取れていないと意味を考えることもできないので、耳を鍛えられるようにしました。スピーキングやライティングは前述したWebサイトを使って何度も練習をしました。スピーキングはスマホで録音して後でどう話せばいいのかを考えました。ライティングでも実際に問題を書いて練習しました。本番は手書きではなくパソコンで入力なのでPC入力の方法に慣れておく必要があります。それから書いた文章は先生などに添削していただくのがいいと思いますが、私は見ていただいている時間ももったいないと思ったのでGoogle ドキュメントの添削機能を使っていました。
全体を通して単語を覚えるのは必須なのでTOEFL用の単語帳を使って覚えていました。また、リーディング以外のセクションでリスニングの能力を問われるので移動中はTOEFLの実際の音源で歩きながらシャドーイングしたりしていました。英語力の向上と問題に慣れるのを同時進行するイメージでした。
受験後の感想・振り返り
全体のこと
会場の雰囲気が会場ごとに違うのが印象的でした。一回目は京都の烏丸のテスト会場でしたが、会場に一歩入った時から緊張感があり、スマホや参考書をロッカーから出すこともできませんでしたが、二回目の大阪の中津会場ではかなりの受験生がおり、呼ばれる時間になるまでスマホや参考書を見ることができました。それから、ほかの受験生の方と同じ部屋で受験し、入室した人順にテストが開始するので、自分がリスニングしているときに他の人がスピーキングしていることは当たり前のようにあるので自分のことに集中できる練習はしておくべきです。
Reading
私は教科書についている特典をダウンロードしてパソコンで問題を解く練習をしていましたが当日の画面への表示が違い、少し困惑しました。
Listening
二回目の受験の際にダミー問題が含まれており、練習通りの問題量が終わり休憩だーと気を抜いたらまだあった、、、ということがあったのでダミー問題には注意です。また、ダミー問題の厄介なところが、どの問題が実際に採点されるものなのかが分からないというところです。なので問題が終了と告げられるまで気を抜かないように気を付けてください。
Speaking
ここでは聞き取れなかったり、何を話せばいいのかわからなかったりしてもとにかく何かをしゃべることが大切だと思いました。最悪文法が間違っていても採点はされると思います。また、人がいる環境で話すということが少し恥ずかしかったりもしました。
Writing
一回目の受験の時にキーボードが日本式の並び方でなく、「‘」の出し方が分からず、問題の答え方はわかっていたのにそれに時間を取られてしまい、十分な答えを提出できなかったのがとても悔しいので気を付けてください。
これから受験される方へのメッセージ
TOEFL は私が受けたテストの中で一番難しいテストだったと思います。なのでその分しんどいと思うことややめたいと思うことはたくさんありましたが、乗り越えていいスコアが返ってきたときは本当にうれしかったです。私のように時間がないと思っていてもやってやれないことはないと思うので、チャレンジしてみてください。思うようにできなくてもあせらずに自分のできる範囲で精いっぱいを続けていれば大丈夫なので、頑張ってください!特にTOEFLを受ける方は留学を見据えている方が多いかと思うので、留学に行った自分を思い描いて頑張ってください。
みなさんから届いた「TOEFL iBT®テスト体験談」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。