きっちゃんさん
【TOEFL iBT®テストスコア】(会場受験)
2021年9月 Total Score:74
(Reading:17、Listening:20、Speaking:17、Writing:20)
受験目的・目標
大学入試で楽をすることと、海外留学に行くために高校の時に出来ることをやらないといけないと思って、勉強しました。大学には留学制度があり、基準が80点だったのでそれを越えようと頑張っています。あと、英検では2級を持っていて、2級の人が狙えるスコアが80点と聞いたことがあったからです。TOEFL iBTテストは留学などでダイレクトに使えるので、自分のスコアがどれぐらい通用するのかを調べたいと思いました。
受験前の課題・弱み
課題は、ListeningとReadingです。Readingは長文が苦手すぎるのと、単語を覚えるのが苦手で、それによって学校の英語のテストの問題ですら意味がわからない状態が続いていました。Listeningはそもそも英語を聞くというのが苦手です。他の英語試験や、学校のリスニングテストですら苦手です。
受験対策・努力したこと
単語対策は、図書館にあった単語帳をひたすら勉強して、学ぶと言うよりも暗記で覚えました。あとは、4技能の勉強として、英検やそれ以外の英語教材の対策版の復習や再予習などを徹底的に行い、どのような傾向や、範囲が出るのかという対策と予測を行いました。
単語
英単語3800。これは全員が持っているのではないかというくらい有名な参考書です。100点くらいを目指すのであれば、レベル3まで。 それ以上であればレベル4まで丸暗記です。アプリもあって、便利です。
Reading
まず英語の文字で書いてある絵本から読み始めました。それにより、基礎中の基礎の単語と文法を覚え、この構文ならこういう意味を持つということを学びました。次にアメコミなどの海外のコミックや雑誌などで、意味や、流れなどを楽しみながら覚えて、どこでどう使えるのか勉強しました。それから、実際の問題(いわゆる過去問など)を検索して、パターンや出る文章のジャンル、問題がどのように出て、答えがどのような場所に出てくるのか、などを学び続けました。
Listening
外国人の英語の先生と死ぬ気で会話をして、会話のスピードと、スラングやフレーズの言い回しを頭で考えて意味を出すより先に反射的に回答が出るぐらい会話トレーニングをし尽くしました。耳が慣れてきたところで、海外の映画を字幕で見て、早い英語、崩れた英語などを学びどう使えるのかを勉強しました。ただスコアを取るだけの勉強は難しいし、しんどいし、意味がなく、さらに発展もないので、意味のある発展性のある勉強を心がけました。それらができるようになると、字幕も無くした状態で、映画を見て同じような勉強をしました。その後、Listeningの練習CDを使って勉強を始めました。まずは手堅く問題を解いて、丸つけをして、その後に意味や傾向判断をどれだけ早くできるか、その鍛錬をしました。最終的には、丸暗記ではなく、ちょっと頑張ったら解けるぐらいの習得度まで繰り返し行いました。
受験準備
単語
単語対策は、図書館にあった単語帳をひたすら勉強して、学ぶと言うよりも暗記で覚えました。あとは、4技能の勉強として、英検やそれ以外の英語教材の対策版の復習や再予習などを徹底的に行い、どのような傾向や、範囲が出るのかという対策と予測を行いました。
Reading
POLYGLOTSというアプリです。文章を読む練習としては便利です。何分で読めたか、等もトラックできますし、色々なトピックがあるので飽きないです。
Listening & Speaking
TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語。単語の本ですが、お勧めです。 数分程度の記事の集まりで、音声もついています。 シャドウイングやディクテーションをするのにも大変役立ちます。
受験後の感想・振り返り
Reading
文法パートのコツは、とにかく選択肢をすべて見ること。特に後半の誤文訂正問題では前置詞等で見慣れない表現がよく使われており、それを誤答と判断して、ひっかかってしまうパターンが多かったです。大体は他の選択肢の中に単純なミスがあったりします。そのため、三単現のsがないとか接続詞がないみたいな即答レベルの問題以外は、選択肢をすべて見ることを強くお勧めします。長文には必ず知らない単語が含まれており、それが読解を妨げます。単語ももちろん問題ですが、読解は慣れもあります。ひたすら英文を読んで、一個一個丁寧にニュアンスを掴む練習をしてください。途方もなく時間がかかりますが、長い目で見れば近道だと思います。リーディングの文章で扱われるトピックは、物理学・生物学・歴史学・法律学など多岐にわたります。ゆえに単語力に乏しいと全く歯が立ちません。
Listening
余裕があれば発音記号などを覚えて、英語に慣れた耳にするといいらしいのですが、短期間でこのセクションを伸ばすのは難しいので、日々の地道な努力しかないと思います。
Speaking
マイクに向かって話します。試験会場は個室ではないので、周囲に自分の話している英語が聞こえます。とにかく形式に慣れることが大切です。講義形式のところは、とにかくメモなどができないぐらい早くて難しいものが多いので、無理矢理にでも全てに答えることを大切にして、とにかく解いてみる、やってみる精神で頑張っていくことが大切です。
全体の振り返りとしては、最初に舐めている状態で挑んだ時は40点も取れなくて、自分の英語能力が思ったよりも低いことを痛感して,その後から長い期間かけて修正と再構築をしていきました。練習や対策には最低でも1~2ヶ月ぐらいはかかると想定して動いていかないとだめだと痛感しました。
まずはアカデミック系の文章の多読、およびListeningを重点的に行うことをお勧めします。特にListeningができれば自然とReading力も向上します(とはいえ内容はReadingの方が難しいですが)。また、Listeningを強化せずにSpeakingが出来ないのは当然のことです。多少時間をかけてでも英語に多く触れて、インプットしていく努力は不可欠でしょう。ReadingとListeningの勉強でインプットしたことが、SpeakingとWritingで行うアウトプットの幅を広げるイメージです。
ただ、どれだけやっても足りない、歯が立たない意識がありました。試験日も試験開始の5分前まで勉強し、テスト中もとにかく最後の最後まで解いてやるという意識で取り組むことが大切でした。
これから受験される方へのメッセージ
基本的にどの分野が得意だとか不得意だとかは関係ないぐらい全技能が試される形式の問題が多いので、全体的に勉強をし直すこと、不得意なら徹底的に、得意だとしても再復習、再々復習するぐらいの心意気を持った状態でやり直すこと、面倒だと思っていたとしても、諦めない心とやり切る気持ちを持って勉強することで目標点数に近づくと思います。
英検のように合格、不合格などの判定がないので力試しにもってこいだと思います。やればやるだけスコアの結果に表れます。皆それぞれ努力の形はたくさんありますが、自分のやり方を信じてください。必ず成果は表れます。今勉強してる人は頑張って!今からやろうかなとか、興味がある人は、トライするだけでもとても良い経験になります。
みなさんから届いた「TOEFL iBT®テスト体験談」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
★テスト受験までの8週間サポート★
初めてTOEFL iBT®テストを受験される方のうち、次の対象者には週1回✖️8週間 の受験支援メール配信とTOEFL iBT® Test Prep Plannerの無料配送を行っています。
対策塾などに通わず、独学で勉強されている皆さん、「TOEFL®テストの勉強は孤独・心配・不安…」と感じていませんか?
ETS Japanは、8週間サポートを通じて、学習計画の立て方や、勉強に必要な情報の探し方をお手伝いします。目標スコア獲得に向けて受験日まで一緒に進んでいきましょう!
★公式教材を利用して目標スコアを目指そう★
目標スコア別に公式教材を利用した学習法を教材ショップのスタッフがご提案。学習の目安や各教材ごとの学習方法など、ぜひ参考にしてください。
Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test
各セクションは0~30のスコアで評価され、そのスコアに応じて4または5段階のレベルに分けられます。このレベルはTOEFL iBT®テストにおけるCEFR levelを反映しています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Speaking)
Speakingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT®test」と併せてご活用ください。
SpeakingはETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されており、Delivery(話し方)/Language Use(語彙の使い方)/Topic Development(トピックの展開)の大きく3つのポイントに分かれています。
TOEFL iBT®テスト スコアガイド(Writing)
Writingセクションの採点基準です。上記の「Performance Descriptors for the TOEFL iBT® test」と併せてご活用ください。
Writingに関してもETSが公表しているスコア基準表に沿って採点されます。採点基準はIndependent Task用・Integrated Task用にそれぞれ作成されています。
英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。