受験目的
最初に受けた大学1年次は、学部で受験必須であったため、学部全体で受験しました。それ以降は、学校の派遣留学における選考にTOEFLスコアが必要だったため、自主的に受験しました。派遣先の大学ごとに、求められているスコアが異なっていたので、自分の行きたい大学のスコアを満たす必要があり、目標点数に達するために受けていました。
受験時の英語力
受験を決めてから約3か月後に受験しました。初めに受験した際は、大学受験レベルの英語力で、リスニングの内容が聞き取りづらかったり、リーディングセクションの時間が足りなかったりと様々な課題がありました。2年後の3年次に受けた際は、リスニングの内容もある程度聞き取れるようになり、読むスピードも速くなったので、時間内で解答を終了できるぐらいの力がついたと思います。
受験時の課題
文法セクション（Structure/Written Expression）など、点数を稼ぐべき所でのミスが多く、スコアに繋がらないことが1番大きな課題でした。また、前述したとおり、リスニングセクションでの聞き取り力の低さや、リーディングセクションでの時間配分ができておらず、時間内に解答を終えることができないことも課題でした。
受験対策
Listening
まずは耳が英語に慣れることが必要だと考えたので、TED Talksを日本語字幕無しで1日に1本は見るようにしていました。
Structure/Written Expression
文法に特化した参考書を用いて、テスト一回分の問題量を時間どおりに解く練習を1日に1回はするようにしていました。
Reading
時間が１番の課題だったので、時間内に解けるように、時間を計ってひたすら過去問などを解き速読力を鍛えました。
受験後の感想
最初の印象は、テスト全体の弱2時間、集中力を継続させることが少し大変だと感じました。高校までの英語の試験といえば、英検やセンター試験などと、TOEFLテストよりは短い時間で終了するものが多かったので、2時間耐えられる集中力が必要だと思いました。受験後は、スコアレポートで自分のウィークポイントなどを詳しく知ることができるので、対策も立てやすく、受験しただけ力をつけることができると感じました。
これから受験される方へのメッセージ
最初に受ける方は、初めての形式に戸惑うこともあるかもしれませんが、受けてみることで自分の英語力における強みや弱みを知ることができるので、次回につなげるためのスタートだと思って、ぜひチャレンジしてもらいたいと思います。既に受験済みで、スコアが伸びないことに悩んでいる方は、焦らずにコツコツと学習を続けてほしいと思います。私自身も、学習してすぐ結果につながったわけではなく、伸び悩んだ時期もありましたが、日々の継続した学習で100近くスコアを伸ばすことができました。目標点数まで、長い目で見て、どれだけ継続して学習できるかが大切になってくると思うので、諦めずに頑張ってください！
（＊）①TOEFL ITP®テストは、マークシートを使った多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ（学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック）で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1（Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension）
・Level 2（Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary）
②TOEFL ITP®テストスコアは、各セクションの素点（＝正当数）を換算表（非公開）で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITP®テストWebサイト「 テストの構成」をご確認ください。
みなさんから届いた「TOEFL ITP®テスト受験者の声」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場、オンライン受験の設定を行うことができます。
英語圏の大学・機関だけでなく、世界の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。
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2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
