岩田悠馬さん
【TOEFL ITP®テストスコア】(ペーパー版)(*) スコア26上昇
<Level 1>2022年6月 Total Score:617
(Listening: 63、Structure/Written Expression: 64、Reading: 58)
<Level 1>2022年12月 Total Score:643
(Listening: 62、Structure/Written Expression: 68、Reading: 63)
その他受験されたことがある英語試験
TOEFL iBTテストTotal Score:98(Reading:26、Listening:28、Speaking:22、Writing:22)
実用英語技能検定1級(2022年9~11月ごろ受験)
受験目的
私が受けていた大学の英語クラスでは1年に2回、TOEFL ITPを無料で受けることができ、そのスコアが成績に加味されるため受験しました。また、学内の留学プログラムのスコア要件を満たす目的でも受けていました。私は大学入学前から留学をしたいと考えていたため、よく大学の留学プログラムに目を通していました。その内、私が興味のあったものはTOEFL iBTやTOEFL ITPのスコアが要件となっているものが多かったため、TOEFL iBTのほか、無料で受けられたTOEFL ITPも受けていました。
受験時の英語力
初めて受けた時の英語力は、概ね大学入学程度のレベルだったと思います。ただ、大学の英語の授業でTOEFLの問題を解いていたほか、その少し前にTOEFL iBTを受けていたこともあり、学内で受けられたTOEFL ITPは比較的落ち着いて受けることができました。2回目に受験した時には、その間に受けた他の英語系試験が難易度の高いものだったため、全体的な英語力は初受験時よりも上がっていたと思います。
受験時の課題
私の一番の課題は単語でした。私自身、高校時代はそれほど英語を熱心に勉強していた訳ではなかったため、まず高校レベルの単語を完璧にする必要がありました。加えて、TOEFL ITPには高校よりもレベルの高い単語のほか、アカデミックな単語も多く含まれているため、それに対応するためにTOEFL ITPに向けた単語勉強も必要でした。
受験対策
1日の学習時間
TOEFL以外も含めた合計は平均2時間半くらいでした。TOEFLのみは40分から1時間程度だったと思います。
単語
初受験時には、まず単語対策として「TOEFL®テスト絶対出る英単語1000本ノック」という教材を6~7周ほどしていました。私は単語帳形式のものを繰り返し見てやるよりも、実際に問題を解く方が単語をよく覚えられるため、単語を問題形式で覚えられ、かつ収録数も多い教材を選びました。また、他の英語系試験にも挑戦することで、その試験対策を通してTOEFL用の単語帳がカバーしていない単語に触れる機会をつくりました。
Listening、Reading
私はTOEFL ITPについては単語にフォーカスしてやっていたので、リスニングとリーディングは英語のニュース番組(“BBC News”のYoutube)を見たり、普段の大学の授業で実際の問題を解くことでカバーしていました。
受験後の感想
TOEFLは大学生活に関連した問題が多いこともあり、留学生活を疑似体験しているような気分でとても楽しくテストを受けることができました。また、テストの結果が点数で出るため、自分のレベルが単純な合否判定よりも詳細に分かり、私にとってはそれが英語の勉強をもっと頑張ろうというモチベーションにもなりました。
これから受験される方へのメッセージ
TOEFLは英語圏への留学を少しでも考えている人であれば、たとえ今は必要でないとしてもぜひ受けるべきテストだと思います。留学に向けて自分の英語のどこを改善していけばよいかが明確になるだけでなく、テストの問題自体が大学生活と関連したものが多いため、留学先での生活をイメージする手助けにもなると私は感じました。また、英語系の試験に挑戦するにあたって、受験料の高さや試験時間の長さなどは大きなネックになってくると思います。その点、特にTOEFL ITPは比較的リーズナブルな価格で受験することができるだけでなく、試験も2時間ほどで終わるので、簡単に自分の英語力を知りたい人にとってもおすすめのテストです。
TOEFL®テストを通して伝えたいこと 日本大学国際関係学部では、成績上位者で、かつ、留学を希望する学生約40名を2クラスに分け、「英語特別クラス」として、学生が国際関係論や国際文化論といった専[…]
(*)①TOEFL ITP®テストは、マークシートを使った多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ(学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック)で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension)
・Level 2(Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary)
②TOEFL ITP®テストスコアは、各セクションの素点(=正当数)を換算表(非公開)で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITP®テストWebサイト「 テストの構成」をご確認ください。
みなさんから届いた「TOEFL ITP®テスト受験者の声」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場、オンライン受験の設定を行うことができます。
英語圏の大学・機関だけでなく、世界の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。