受験目的
私の通っている大学では一定のスコアを取得すると色々な語学試験の援助金が出る制度があるため、 TOEFL iBT®テストを受験する際の援助金を得るため受験しました。
受験時の英語力
1度目の受験は大学入学直後だったこともあり、全体的に英語力が低かったように思います。ReadingとListeningが試験のスピードについていけずとても動揺したことを覚えています。
2度目の受験では一年間通して授業で英語を学習してきたこともあり、1度目よりもListeningのスコアが伸びました。また、Readingもまだまだではありますが、読むスピードや正確さが向上していると自分自身で感じることができました。
受験時の課題
1度目の受験は入学直後で、学校にも慣れておらず極度の緊張の中での受験でしたが、2度目の受験ではある程度落ち着いて試験に臨むことができ、客観的な分析も行うことができました。その中で課題はそれぞれの分野で見つかりました。
まずListeningにおいては、以前よりも聞き取れる内容が増えたとは思いますが、それでもまだまだ足りないと切に思います。2度流れると確認もできるのですが1度きりの再生で正確に情報をつかむということがまだ足りないと感じました。
Structure & Written Expressionでは、覚えていたことが記憶の中であやふやになっていたり、忘れていることもあったので定期的な確認をするべきだったと思います。
Readingでは、読むスピードは以前より速くなりましたが、内容を正確に理解しながら読み進めるということが苦手です。早く読もうとすると頭に内容をとどめることがおろそかになり、目の前の文を読解することだけに焦点を当ててしまうので、結果設問文を読み返すというロスが生じてしまいました。
受験対策
受験をすることを直前に決めたので受験対策はできませんでした。自分のスコアを見てみても、テスト対策を前々から行っていたらもう少し点数が伸びていたのではないかと悔やまれます。そのテストにあった対策を行うことは良い点を取る上で重要であると身に染みました。
また、直接の受験対策ではありませんが、私は日々の勉強としてポッドキャストで英語のラジオを聞く、英文で書かれた本を読む、字幕で洋画を見ることをしていました。これは私のリスニング力向上、リーディングの読む速さの向上に役立ったと思います。私が日常から行ってきた学習法が自分自身のスコア向上につながったことは嬉しいので、今後も続けていこうと思います。
受験後の感想
自分の現時点の英語力が確認でき、そして具体的な課題が見つかったことが受験をした成果ではないかと思います。自分はまだまだ英語力を伸ばせるだろうと思うので今後も学習していきたいです。そのため定期的に試験を受けることは自分の実力の確認につながるので良いことではないかと思います。
これから受験される方へのメッセージ
私は高得点取得者ではないので具体的なアドバイスはできませんが、 TOEFL ITP®テストを受けることで自分の実力を見直せる良い機会になると思います。また同テストは自分の英語力をより向上させようと意欲がわく試験ですので、ともに学習に励みましょう。是非直前に受験を決定するのではなく、前もって計画し、対策をしてから試験に挑むことをおすすめします。
（＊）①TOEFL ITP®テストは、マークシートを使った多肢選択式のテストで、Level 1、Level 2の2つのレベルがあります。問題の内容はすべてアカデミックコンテンツ（学校で学ぶ際に出てくる内容やトピック）で構成されており、Level 1、Level 2とも3つのセクションに分かれています。
・Level 1（Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading Comprehension）
・Level 2（Listening Comprehension、Structure and Written Expression、Reading and Vocabulary）
②TOEFL ITP®テストスコアは、各セクションの素点（＝正当数）を換算表（非公開）で換算し、そのスコアの合計を10倍して3で割り、四捨五入して計算されたものが合計得点となっています。
詳細はTOEFL ITP®テストWebサイト「 テストの構成」をご確認ください。
みなさんから届いた「TOEFL ITP®テスト受験者の声」は下記をご覧ください。
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場、オンライン受験の設定を行うことができます。
英語圏に限らず、世界の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。
