『挑戦する大人たち』では、海外大学院留学を実現された方々に、留学への情報収集、TOEFL/GREスコアメイクの仕方、学習時間の作り方など細かくお伺いしました。今回はUniversity of California, San Diego, Rady School of Managementに留学をされた豊田 拓未さんにお話を伺いました。
入学校:University of California, San Diego : Rady School of Management
目標スコアまでの受験回数:TOEFL iBTテスト12回 / GREテスト1回
出願スコア:TOEFL iBTテスト102 / GREテスト318
社会人から大学院留学へのステップ
2021年 3月 社内のMBA留学候補生に内定、留学準備開始
TOEFL iBTテスト初受験 スコア:70前半(受験形式:自宅模擬試験)
2021年 10月 TOEFL iBTテストスコアメイク完了 スコア:102
2021年 12月 GMATテスト受験 スコア:620
レジュメ・エッセーの準備開始
2022年 1月 GREテスト受験 スコア:318(Math:170, Verbal:148)
2022年 3月 University of California, San Diego : Rady School of Management 合格
海外大学院合格体験記
※本記事は後編になります。前編の「大学院留学を目指した理由」「留学前の準備(情報収集、スケジュール管理、TOEFL/GREスコアメイク、学習方法)」「学校選び・エッセー」「奨学金/留学費用」「提出書類の準備」は、今回ご協力いただきました皆様の体験談をまとめたe-bookで無料ご覧いただけます。ぜひ下記からダウンロードしてご覧ください。
大学院留学をしたからこそ学べたこと、得られたこと、現在のご状況について
渡米して数ヶ月ですが刺激的な毎日を過ごせています。MBAの授業は実践を意識していて、コンサルの立場からケースを分析し戦略レポートを作成したり、新規投資案件の是非をグループ毎でディベートしたり、実際のビジネスの現場で知識・スキルをどう活用するかが意識されます。また、クラスは6人のStudy Groupに振り分けられて、授業の課題やプレゼンを協同して取り組むことになります。私のグループは、米国、シンガポール、フィリピン、韓国、インド、日本(私)出身の6人グループで、女性3名・男性2名・トランスジェンダー1名という構成。また、キャリアバックグラウンドもモデル出身、起業家兼インフルエンサー、仮想通貨投資家、エンジニアと多様です。当初は英語力の点で苦戦することも多かったですが、グループ課題に率先して取り組み自分の意見を丁寧に伝えることで、グループ内で信頼を醸成し存在感を発揮できるようになりました。このように、グローバルでダイバースな環境下でリーダーシップを発揮できる素晴らしい実践の機会を得ていると感じます。来年以降は米国のスタートアップ企業でのインターンやビジネスコンペへの出場など様々なことにチャレンジしていきたいです。
TOEFLテストを頑張ったことで得られたこと
海外の大学院受験はテストのスコアが全てではありませんが、スコアが評価の大きなウェイトを占めることは事実であり、目標スコアを獲得することは自分への自信にも繋がります。また、実際に大学院に通い始めてから感じることとして、TOEFLで培った英語力が今でも非常に活きています。TOEFLの学習を通じて、読んで聞いて書いて話しての英語の総合力が鍛えられます。内容もアカデミックなので、大学院の授業をこなす上で必要なスキルを事前に身に付けることができたと感じます。努力してもなかなか結果が出ない…4時間近いインテンシティの高いテストを何度も受験するのがしんどい…と嘆きたくなるときもたくさんありましたが、TOEFLの受験を通じて確実に自分を成長させることが出来たと感謝しています。
大学院留学を目指されている方・何かに挑戦したいと思う方への応援メッセージ
留学準備では、職場での業務に加えて、スコアメイクや書類作成、インタビュー準備などマルチタスクをこなすことになります。それぞれのプロセスで挫折や深い失望感を味わうこともあると思いますが、諦めずに毎日前進してほしいと思います。
豊田拓未さん プロフィール
大学卒業後、日本製鉄株式会社へ入社。8年間の勤務を経て、留学・海外勤務経験はなかったものの、会社からの指名でMBA留学を志すことに。1年弱という短い準備期間で米国TOP20校を含む複数校から合格を獲得。合格校の中からカリフォニア大学サンディエゴ校の新進気鋭のビジネススクールに進学を決定。現在、同校に在籍。
University of California, San Diego : Rady School of Management
Webサイト:https://ucsd.edu/
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
学習サポート・関連情報
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英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
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