第21回 TOEFL ITP®テスト導入校 | 同志社大学 長谷部陽一郎先生

 

 TOEFL ITP®テストペーパー版
同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部
准教授 長谷部陽一郎先生

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部における、TOEFL ITP®テストの導入や活用方法に関して伺いました。

 

 目次
 TOEFL ITP®を選んだ理由
 導入の背景
 導入の目的
 導入の活用方法

 

TOEFL ITP®テストを選んだ理由

海外の大学での授業や討論で扱われる内容に対応できる英語力の育成のため。

導入の背景

英語圏の大学に留学したいと思ったら、まずクリアしないといけないのは、その大学が指定する英語力検定試験で一定以上のスコアを取得することです。現在多くの大学がTOEFL iBT®テストのスコアをプログラム参加のための資格として設けていますが、日本の学校と現地の学校が互いに学生を送り出したり、受け入れたりするパートナーシップを結んでいる場合は、より簡易に実施と受験が可能なTOEFL ITP®テストのスコアも認めている場合があります。

導入の目的

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部英語コースでは、すべての学生に2年次の1年間に英語圏の大学での留学を行うことを必須としています。本学部では1年次にTOEFL ITP®テストを2度受験することを課し、そこでの取得スコアに応じて留学先の大学を希望できる仕組みを作っています。TOEFL ITP®テストは学部単位で実施できるので、学生にとっても受験しやすく、教員にとってもスコア管理が容易というメリットがあります。

導入の活用方法

TOEFL ITP®テストで出題される問題には、英語圏の大学での日常生活で学生が遭遇するような状況や、講義や討論の中で用いられる多様なトピックが扱われています。したがって、TOEFL ITP®テストの受験に向けて準備することは、それ自体が留学先での生活や学びに向けての効果的なトレーニングになります。このことから、本学部では、1年次に実施する2回のTOEFL ITP®テストを、単に留学資格を得るための機会としてではなく、現地での学びを先取りし、必要な土台を作るステップとして位置付けています。

 

 

同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部
准教授 長谷部陽一郎先生

同志社大学グローバル・コミュニケーション学部准教授(2011年より現在に至る)
テキサス大学オースティン校客員研究員(2018年~2019年)
専門:認知言語学、コーパス言語学
認知言語学とは何か?—あの先生に聞いてみよう—』(高橋英光・野村益寛・森雄一 編、2018年、くろしお出版)「第7章 コーパスを利用することで認知言語学にとって何がわかるだろうか?」など執筆

同志社大学

1875年、京都に新島襄によって前身である同志社英学校が設立され、1920年に設置された私立大学。今日でも新島襄の精神は国際主義、自由主義、キリスト教主義などの教義に反映されている。現在京都市内の今出川校地と京田辺市の京田辺校地にキャンパスを有する。国際色に溢れたキャンパスと学生の気質が特徴の一つになっている。
Webサイト:https://www.doshisha.ac.jp/

 

 


上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。


 

サポート・関連情報

TOEFL ITP®テスト導入・実施・活用に関する無料相談受付中!

ETS Japanでは団体向けTOEFL ITP®テストの無料相談を受付ています。2020年から自宅受験ができるデジタル版も提供しています。まずはご相談ください。

 

TOEFL iBT®︎テスト特別受験制度

TOEFL®︎テスト日本事務局であるETS Japanでは、文部科学省より要請を受け、小学校の教員、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校の英語教員(常勤に限る)を対象にしたTOEFL iBT®︎テストの特別受験制度を設けています。

 

団体対象TOEFL iBT®︎テストバウチャー

TOEFL®︎テスト日本事務局では、教育機関・企業等の団体を対象にしたTOEFL iBT®︎テストバウチャーを取り扱っています。
団体がバウチャーを事前に購入、受験者にバウチャーを提供いただくことで、TOEFL iBT®︎テスト受験料の日本円での一括払いが可能になります。

 

団体・教育関係者向けNewsletter

ETS Japanでは、団体・教育関係者向けに新着情報メールを毎月1回の定期配信と不定期の臨時号を配信しています。定期配信の内容は、TOEFL®テスト、ETSプロダクト、ETS、ETS Japanの新着情報やセミナー・イベント情報に加えて、よくある質問の共有やTOEFL® Web Magazineの関連記事のご紹介などをお届けしています。無料で登録できますので、ぜひご活用ください。

 

 

TOEFL ITP®テスト
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。

ライティング指導を効率的に Criterion®
Criterion®(クライテリオン)を授業に導入することで、課題管理、採点、フィードバック、ピア学習を効率的に行うことを可能にします。

TOEFL®テスト公式オンラインショップ 
TOEFL®テスト日本事務局が運営するオンラインショップです。日本で唯一TOEFL iBT®テスト公式オンライン模試を販売しています。

TOEFL iBT®テスト/自宅受験TOEFL iBT®テスト「TOEFL iBT® Home Edition」
英語圏の大学・機関だけでなく、世界中の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。

自宅受験TOEFL® Essentialsテスト 
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。

最新情報をチェックしよう!