第30回 TOEFL ITP®テスト導入校 | 株式会社アップ 英語館 天藤 崇先生

 

TOEFL ITP®テスト導入校
株式会社アップ 英語館 天藤崇先生

TOEFL ITP®テストをご利用いただいている株式会社アップ 英語館におけるTOEFL ITP®テストの導入の背景・目的、活用方法などを伺いました。

 

 目次
 導入の背景
 導入の目的
 活用方法
 ペーパー版との違い

 

導入の背景

日本では、学校の定期テストでも直前にバタバタ、受験も高3でバタバタ…といった具合に、テスト直前に一気にまとめて対策するという詰め込み型の勉強の仕方が当たり前になっています。しかし、言語能力はそういう方式で身につくものでないため、長期に渡って少しずつ分量やレベルを高めながら継続的に勉強できるカリキュラムと、その効果測定のためのツールが必要でした。TOEFL ITP®テストはこのアセスメントツールのまさに最適解でした。

導入の目的

TOEFL®テストという試験は頻出単語を抽出してそれだけを覚えたり、過去問を解きまくったりという、いわゆる「試験対策」で点を取るタイプの試験ではなく、アカデミックな文章を数多く読み、スピーディーに要旨を掴み、それを端的にアウトプットするという学習を徹底的に積んでいくことで、英語力そのものを高めていくことで対策していくタイプの試験だと思っています。各自の学習進捗状況を定点観測できるツールとしてTOEFL ITP®テスト導入を決めました。

 

活用方法

英語館に通う講座履修生(中学2年生~大学生)全員に、年2回TOEFL ITP®テストを無料で受験できる機会を提供しています。その成績に基づき、受講講座の見直しや弱点把握、目標設定を行うカウンセリングを毎回行います。生徒が最終的に狙うのはTOEFL iBT®テストであり、技能や領域、出題方式などはもちろん異なるのですが、同じTOEFL®テストの試験なので得点換算にリライアビリティが感じられ、アセスメントの説得性が高いです。文法ができない「フィーリング英語」を発見できる点も重宝しています。

 

ペーパー版との違い

何と言っても手軽さが魅力です。問題用紙を回収し、回収漏れがないか何度も数を数えて…という作業から解放され、その代わりに、最後に画面に表示される速報の得点をもとに、個人に対するフィードバックをその場でできるというのは、実施側、受験側双方にとって非常に有益だと思います。接続や通信などの技術的エラーも全くなく安定しています。ライブカメラによる映像付き試験監督システムがSecure Browser(=テスト受験用ブラウザー)に実装されたことで、遠隔受験も実施しやすくなりました。

 

 

 

株式会社アップ 英語館 第一事業本部 部長 天藤崇先生
大阪外国語大学院博士後期課程単位取得満期退学(言語文化学修士)。
株式会社アップ「研伸館」の英語講師、教務統括責任者を経て、2019年に新部門「英語館」を設立し、部門責任者に就任。
三省堂『ウィズダム英和辞典』(初版)分担執筆者

 

株式会社アップ 英語館
英語館は兵庫県西宮市に所在する、海外大進学を目指す小中高生対象の英語塾です。ベネッセRoute Hグループの一員で、「世界から志望校を選ぼう」を合言葉に、英語初心者から英検®1級やTOEFL iBT®テスト 100点以上を取得している上級者まで、幅広い層に対応した講座を展開しています。国内トップ大の受験指導において豊富な実績を持つ「研伸館」から派生した部門であるメリットを活かし、海外大と国内大のダブル合格を見据えた指導を行っています。URL:https://up-edu.com/

 

 


上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。


 

サポート・関連情報

TOEFL ITP®テスト導入・実施・活用に関する無料相談受付中!

ETS Japanでは団体向けTOEFL ITP®テストの無料相談を受付ています。2020年から自宅受験ができるデジタル版も提供しています。まずはご相談ください。

 

サポート・関連情報

TOEFL iBT®︎テスト特別受験制度

TOEFL®︎テスト日本事務局であるETS Japanでは、文部科学省より要請を受け、小学校の教員、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校の英語教員(常勤に限る)を対象にしたTOEFL iBT®︎テストの特別受験制度を設けています。

 

団体対象TOEFL iBT®︎テストバウチャー

TOEFL®︎テスト日本事務局では、教育機関・企業等の団体を対象にしたTOEFL iBT®テストバウチャーを取り扱っています。
団体がバウチャーを事前に購入、受験者にバウチャーを提供いただくことで、TOEFL iBT®テスト受験料の日本円での一括払いが可能になります。

 

団体・教育関係者向けNewsletter

ETS Japanでは、団体・教育関係者向けに新着情報メールを毎月1回の定期配信と不定期の臨時号を配信しています。定期配信の内容は、TOEFL®テスト、ETSプロダクト、ETS、ETS Japanの新着情報やセミナー・イベント情報に加えて、よくある質問の共有やTOEFL® Web Magazineの関連記事のご紹介などをお届けしています。無料で登録できますので、ぜひご活用ください。

 

TOEFL ITP®テスト
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。

ライティング指導を効率的に Criterion®
Criterion®(クライテリオン)を授業に導入することで、課題管理、採点、フィードバック、ピア学習を効率的に行うことを可能にします。

TOEFL®テスト公式オンラインショップ 
TOEFL®テスト日本事務局が運営するオンラインショップです。日本で唯一TOEFL iBT®テスト公式オンライン模試を販売しています。

TOEFL iBT®テスト/自宅受験TOEFL iBT®テスト「TOEFL iBT® Home Edition」
英語圏の大学・機関だけでなく、世界中の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。

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2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。

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