TOEFL iBT® Complete Practice Test導入校
山梨学院大学 国際リベラルアーツ学部iCLA
川上澄江先生
TOEFL iBT®テスト公式オンライン模試TOEFL iBT® Complete Practice Test(以下、TPO)を利用されている山梨学院大学の川上先生にお話を伺いました。
背景:すべての日本人学生に海外協定校への1年の留学
大学のグローバル化が叫ばれて久しいが、国際リベラルアーツ学部(iCLA)は海外30か国約60の大学と提携しており、学生のほぼ半数が外国籍と、グローバル化の最前線を実体験できるキャンパスだ。また、原則すべての日本人学生に海外協定校への一年の留学が義務付けられている。このため授業はすべて英語、しかも最初の一年は留学生と寮で共同生活を送るという「完全イマージョン」が徹底している。
導入の目的: 現地の大学で使える実践的アカデミック英語を培う
しかし、留学先でも現地の学生と同様の教科を英語で履修するとなると、相当アカデミックな英語力が必須となる。そのため、語学の必要な学生はEAEという強化プログラムで4技能の他にTOEFL iBT®テストに特化したTOEFL iBT®テスト公式オンライン模試TOEFL iBT® Complete Practice Test(以下、TPO)などの授業を、それぞれ10人ほどの少人数制度で学修する。4技能を総合的に評価してくれるTOEFL iBT®テストは留学に不可欠なだけでなく、学部内の進級の目安にもなっているため、EAEでは1学期で3回のTOEFL®テスト受験(TOEFL ITP®テスト、TPO)がカリキュラムに組み込まれている。
活用方法:「1年でスコアが30点近く伸びた!」
初回受験者には敷居が高いと言われるTOEFL iBT®テスト。リスニングは一般会話だけではなくレクチャーが含まれる上、読んだり聞いたりした内容に基づいて話す、書くという総合力も問われる。PCの画面操作やタイピング速度の向上、PCに向かって話す度胸(!)の習得を考えれば、本番の試験で実力を発揮するためにはTPOで十分な練習を積んでおく必要がある。TPOを導入して2年目になるが、「1年でスコアが30点以上伸びた」という嬉しい報告も届いている。
山梨学院大iCLA学部の全員留学制度におけるTOEFL®テストの位置付け 目次 国際リベラルアーツ部の全員留学制度とTOEFL®テスト TOEFL iBT®テストに特化したTe[…]
山梨学院大学 国際リベラルアーツ学部iCLA
川上澄江先生
上智大学外国語学部卒業。ブリティッシュコロンビア大学院、政治学部修士課程修了。毎日新聞社記者を経て、外国メディアの英文記者、テレビ局のニュース翻訳者を経て、現在、山梨学院大学国際リベラルアーツ学部iCLAの特任講師として、EAE(英語強化プログラム)やリベラルアーツ入門の授業を担当している。「不仲の母を介護し看取って気づいた人生でいちばん大切なこと」(マキノ出版)など著書、出版物多数。
山梨学院大学国際リベラルアーツ学部iCLA
人文教養、社会科学、数理的推理、自然科学に加え、芸術も英語で学べる分野横断型カリキュラム。世界各地から集まった多彩な教員が、1クラス最大20名程度の少人数クラスで展開。国際寮では留学生と共同生活を送ることで、英語が日常会話となるだけでなく、他国の文化を理解し、自国の文化を説明する力がつき、国内にいながら「留学体験」ができるのが特色。iCLAは海外60校以上の大学と提携を結び、学費の負担をかけずに留学できる交換制度を取り入れており、2年次以降に留学をすることが必須となっている。
URL:https://www.icla.ygu.ac.jp/jp/
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
サポート・関連情報
TOEFL iBT®テスト公式教材 団体購入について
TOEFL iBT®テスト公式オンライン TOEFL iBT® Complete Practice Testを含むセット商品は団体割引価格もございます。4技能測定、TOEFL iBT®テストの受験準備などご活用ください。
TOEFL iBT®︎テスト特別受験制度
TOEFL®︎テスト日本事務局であるETS Japanでは、文部科学省より要請を受け、小学校の教員、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校の英語教員(常勤に限る)を対象にしたTOEFL iBT®︎テストの特別受験制度を設けています。
団体対象TOEFL iBT®︎テストバウチャー
TOEFL®︎テスト日本事務局では、教育機関・企業等の団体を対象にしたTOEFL iBT®︎テストバウチャーを取り扱っています。
団体がバウチャーを事前に購入、受験者にバウチャーを提供いただくことで、TOEFL iBT®︎テスト受験料の日本円での一括払いが可能になります。
団体・教育関係者向けNewsletter
ETS Japanでは、団体・教育関係者向けに新着情報メールを毎月1回の定期配信と不定期の臨時号を配信しています。定期配信の内容は、TOEFL®テスト、ETSプロダクト、ETS、ETS Japanの新着情報やセミナー・イベント情報に加えて、よくある質問の共有やTOEFL® Web Magazineの関連記事のご紹介などをお届けしています。無料で登録できますので、ぜひご活用ください。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。
Criterion®(クライテリオン)を授業に導入することで、課題管理、採点、フィードバック、ピア学習を効率的に行うことを可能にします。
英語圏に限らず、世界160か国以上、11,500以上の大学・大学院、その他機関で活用されています。また日本国内でも大学/大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽、レベルチェック、生涯学習など活用の場は広がっています。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。