第29回 Criterion®導入校 | 立命館大学 村山かなえ先生

 

Criterion®導入校
立命館大学 村山かなえ先生

Criterion®をご利用いただいている立命館大学 国際教育推進機構、OIC国際教育センターにおけるCriterion®の導入の背景・目的、活用方法などを伺いました。

 

 目次
 背景
 導入の目的
 活用方法

 

導入の背景

現在、私は本学の国際化に関する様々な取組に関わっています。正課・正課外を通じて、国際交流や海外留学派遣支援に関する在学生の要望は常に多く、そんな学生たちの声に効果的に応える方法を当センター内で日々検討してきました。コロナ禍となり、オンライン教材を活用した国際教育交流と自律的学修支援のための正課外講座を準備する中で、かつて自分が正課科目で活用した実績から、Criterion®の導入を検討することになりました。学生の自律的学修支援に活用できることと、ユーザーサポートが手厚いことが決め手でした。

導入の目的

先述の正課外講座実施のための準備として、現行のCriterion®の活用方法を検討することが主な目的でした。同時に、自分が担当する正課科目で、履修学生の英語ライティング能力をオンラインで測定する教材ツールが必要になりました。元々、自分の研究課題で、学習者が自身の学びのリフレクションをどのように行うのかに関心を持っていたため、担当科目の履修学生にCriterion®を使用してもらい、学生が自身の学びのリフレクションをいかに行うかを見る、といった自分の研究活動の一環で、Criterion®を導入することにしました。

 

活用方法

自分が担当する正課科目(全学教養科目)のうち、海外留学準備のための「Academic Skills 1」「Academic Skills 2」の期末課題で、Criterion®上でTOEFL iBT®テストのWriting Independent Taskを行った後、スコアレポートとサンプル解答を読んで、リフレクションペーパーの提出を履修学生に課しました。英語でショートエッセイを書く際の学生の学びの傾向をスコア別で知ることができたことで、自分の授業実践や学生への言葉かけに大いに役立ちました。各学生の自律的な学修の一助にCriterion®が活用できると、教員の教育活動の改善のための契機になり得ることを、私自身が改めて学べました。

 

立命館大学 国際教育推進機構、OIC国際教育センター 国際教育担当嘱託講師
立命館大学 村山かなえ先生

メルボルン大学大学院修了。専門は応用言語学(言語教育学)、教育学。2009年4月より立命館大学国際教育推進機構グローバル・ゲートウェイプログラム(GGP)担当嘱託講師、2014年3月より名古屋大学国際機構(前 国際教育交流本部)国際教育交流センター海外留学部門特任助教を経て、2017年4月より現職。全学教養科目B群(国際教養科目)で異文化/多文化交流や海外留学に関する科目と、グローバルラーニングコモンズ「Beyond Borders Plaza」の運営を担当。研究テーマは、アカデミック英語指導、海外留学アドバイジング、言語/国際教育プログラム開発、大学生による国際交流とピアサポート。

 

立命館大学
立命館学園の建学精神である「自由と清新」と教学理念の「平和と民主主義」を掲げ、教育や研究において多様な取り組みを展開しています。2014年、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」タイプB(グローバル化牽引型)に採択されました。「教育と学びの “Beyond Borders”」「学生諸活動の “Beyond Borders”」「研究と教職員の “Beyond Borders”」の3つのBeyond Bordersを推進し、国際教育交流に関する各種取り組みを積極的に展開しています。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp/

 

 


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ライティング指導を効率的に Criterion®
Criterion®(クライテリオン)を授業に導入することで、課題管理、採点、フィードバック、ピア学習を効率的に行うことを可能にします。

サポート・関連情報

TOEFL iBT®︎テスト特別受験制度

TOEFL®︎テスト日本事務局であるETS Japanでは、文部科学省より要請を受け、小学校の教員、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校の英語教員(常勤に限る)を対象にしたTOEFL iBT®︎テストの特別受験制度を設けています。

 

団体対象TOEFL iBT®︎テストバウチャー

TOEFL®︎テスト日本事務局では、教育機関・企業等の団体を対象にしたTOEFL iBT®︎テストバウチャーを取り扱っています。
団体がバウチャーを事前に購入、受験者にバウチャーを提供いただくことで、TOEFL iBT®︎テスト受験料の日本円での一括払いが可能になります。

 

団体・教育関係者向けNewsletter

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TOEFL®テスト公式オンラインショップ 
TOEFL®テスト日本事務局が運営するオンラインショップです。日本で唯一TOEFL iBT®テスト公式オンライン模試を販売しています。

TOEFL ITP®テスト
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。

TOEFL iBT®テスト/自宅受験TOEFL iBT®テスト「TOEFL iBT® Home Edition」
英語圏の大学・機関だけでなく、世界中の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、スピーキングは回答音声をマイクを通して録音、ライティングはタイピングで回答します。

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2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。

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