Criterion®(クライテリオン)導入校
獨協大学経済学部経営学科 准教授
全学共通カリキュラム英語部門
飯島優雅先生
獨協大学の飯島優雅先生インタビューの後編になります。前編の内容はこちら
Criterion®の導入による変化
ライティングへのフィードバックが、教員と学生同士からに加え、Criterion®からも得られるようになりましたので、時間的な効率性だけでなく、フィードバックと書き直しの量と質も向上したと感じています。導入前と比べ、学生が主体的に書き直しに取り組みやすくなりました。授業では、どう書き直せばいいか学生同士がよく相談しています。お互いに持っている知識を共有して助け合っているわけです。そういうディスカッションの質の良さというのは観察できます。また一生懸命考えた上で教員に質問するので、質問の質も良くなりましたし、質問の数も増えたように感じます。また、Criterion®をきっかけに、発展的に学習が促されているように思います。例えば学生から、同じ単語の繰り返しをCriterion®に指摘されるがどうしたらいいか、という質問をよくされますが、トピックに関するキーワードの言い換えの仕方や程度、オンライン辞書などを賢く使って類語を調べる方法をクラス全体で考える良い機会になっています。
また、Criterion®がカバーできない側面の指導に時間をかけられるようになったことも大きいですね。例えば、論展開の深まりは十分か、段落間の繋がりはスムーズか、論文にふさわしいアカデミックな言葉遣いで書かれているか、などです。文法や語法的には正確でも、効果的なライティングコミュニケーションになっているかについて学生の気づきを促すのは、やはり教員からのフィードバックの役割が大きいと思います。
▲ Criterion フィードバック画面
▲ 大学からほど近い、国指定の名勝地でもある草加松原
獨協大学経済学部経営学科 准教授
飯島優雅先生
国際基督教大学教養学部語学科を卒業後、ニュージーランドVictoria University of Wellingtonにて英語教授法ディプロマ、米国Ohio Universityにて修士号(応用言語学)を取得。米国Colby College 東アジア研究学部講師、城西国際大学語学教育センター研究員、国際基督教大学英語教育課程講師などを経て、2005年に獨協大学に着任。専門領域は、英語教育学、教育工学。研究テーマは、学術目的の英語、外国語カリキュラム・教材開発、コンピュータを活用した協調学習など。
獨協大学
1964(昭和39)年、第三次吉田茂内閣の文部大臣を務めた天野貞祐博士を初代学長として埼玉県草加市に設立された私立大学。起源は1883(明治16)年設立の獨逸学協会学校。外国語・経済・国際教養・法律の4学部と大学院、研究所等の付属機関を擁する。「大学は学問を通じての人間形成の場である」という建学理念のもと、伝統である外国語教育を重視し、国際化・複雑化する社会に自ら考え、柔軟に対応できる人材を輩出している。
Webサイト:http://www.dokkyo.ac.jp/
上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。
サポート・関連情報
Criterion®(クライテリオン)を授業に導入することで、課題管理、採点、フィードバック、ピア学習を効率的に行うことを可能にします。
TOEFL iBT®︎テスト特別受験制度
TOEFL®︎テスト日本事務局であるETS Japanでは、文部科学省より要請を受け、小学校の教員、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び高等専門学校の英語教員(常勤に限る)を対象にしたTOEFL iBT®︎テストの特別受験制度を設けています。
団体対象TOEFL iBT®︎テストバウチャー
TOEFL®︎テスト日本事務局では、教育機関・企業等の団体を対象にしたTOEFL iBT®︎テストバウチャーを取り扱っています。
団体がバウチャーを事前に購入、受験者にバウチャーを提供いただくことで、TOEFL iBT®︎テスト受験料の日本円での一括払いが可能になります。
団体・教育関係者向けNewsletter
ETS Japanでは、団体・教育関係者向けに新着情報メールを毎月1回の定期配信と不定期の臨時号を配信しています。定期配信の内容は、TOEFL®テスト、ETSプロダクト、ETS、ETS Japanの新着情報やセミナー・イベント情報に加えて、よくある質問の共有やTOEFL® Web Magazineの関連記事のご紹介などをお届けしています。無料で登録できますので、ぜひご活用ください。
TOEFL ITP®テストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL®テストプログラムです。団体の都合に合わせて試験日、会場の設定を行うことができます。全国500以上の団体、約22万人以上の方々にご利用いただいています。
英語圏の大学・機関だけでなく、世界中の大学・機関で、公式スコアとして留学や就活などに活用されています。コンピュータ上で受験し、Speakingは回答音声をマイクを通して録音、Writingはタイピングで回答します。
自宅受験TOEFL® Essentials™テスト
2021年から自宅受験型の新しいテストとしてリリースされました。約90分の試験時間、短い即答式タスクが特徴のアダプティブ方式の導入されています。公式スコアとして留学や就活などにご利用いただけます。